グローバル化と奈落の底

２月２３日　金曜

すごい本だ
「グローバル化の奈落の底」
東京外大の西岡修さんたちの本
せりか書房から出てる

先日観たダーウィンの悪夢の監督ザウパーさんや
フォトジャーナリストのイヴリンさんという方を
招いてのシンポジュウム記録だが
その内容の鋭さ・・・

国際協力という分野でこういった研究を
している人たちがいるということに
大きな喜びを感じる
ちょうど一昨日、東アジアで戦争の
最新武器の展示会があったというニュース映像が
流れていた
車のショーと同様、試乗ならぬ試射？もやっていた
軍需産業がこうも堂々と闊歩する世界というのが
存在することが信じられない
また信じられないなんていっている
日本人の私が世界事情をつかみきれていないとも言える

だが、ちょっと待て・・・
人を殺すための道具なんだぞ
防衛のため？
何か変だ
根本的なところ
人間とは何かっていうところで
大きく違っている
生物体系の中で殺戮しあうのは当然？
じゃあ、これまでの人類の進化って何？
殺戮の方法も含めて、
進化発展したっていうことなの？

いや、待て
はっきり言えることは
私を含めて
そんな武器で殺されるのは絶対いやだと
思ってる人が確実に存在するということ
だとすれば、
巌として反対するということだけだ

朝立ちて・・・

２月２０日　水曜

男(初老の)　珍しく、朝立つんだよねえ。
何年振りかなあ

女　　それって、そんなにうれしいこと？
男　　そりゃそうだよ！こう、なんていうか。
　　　生きてるって言う実感かなあ
女　　女にはわかんないなあ
男　　生命の存在感を感じさせるもんが、
　　　外にあって見えるっていうのが
　　　いいことでもあり..
女　　辛いとこでもあるのよねえ、きっと
男　　そのとうり。女ってどうなんかねえ
女　　生きてる実感？
男　　そう、どこに感じるの？
女　　性的興奮とは別にね、
　　　女はもっと些細なことに感じると思うの
男　　例えば？
女　　朝いっぱつで眉がきれいに描けたときとか・・・
　　　大好きなパスタを食べてるときとか
男　　ふ～ん・・
女　　男ももっと、日常の小さなことに
　　　幸せ感じればいいのに
男　　ダイナミックに立つもの持ってると
　　　　 無理なんだよなあ
女　　ハハハ・・いつかさあ、立たなくなるんだよ。
　　　いつまでそんなものにこだわってんの？
男　　・・・・・
女　　女はね。立たなくなったって、
　　　惚れた男がいとおしいのよ
　　　男の見栄と虚像の象徴みたいなもん
　　　早く捨てたら？
男　　いやいや・・・まだまだ・・・
女　　やっかいなもん、
　　　神様がくっつけてくれたのねえ

男　　朝立ちて　けふも海路の日和あり


　　　

ポエム

２月１９日　月曜

寄り添ってほしいと
切実に思っている人に
寄り添ってあげないのが
もっとも冷酷なことだ

心の温もりを
愛のあたたかさを
なんて
歌いあげていながら
一番傍にいる人の
思いを汲んであげられないときがある

狭量なわたし
エゴのかたまりのわたし
嘘つき歌手のわたし
似非平和主義者のわたし
冷酷なわたし

お父さん
あなたにも寄り添ってあげられなかった
おばあちゃん
あなたにも寄り添ってあげられなかった

もう、悲しませてはいけないね
きっと
わたしの中のビジネス思考に
わたしの中の人間が負けるの
負けちゃだめ

児玉たまみよ
ひとりの人間たれ！

ダーウィンの悪夢

２月１８日　日曜

朝、一宮の４７へ
コーヒーをいただきながら
アエラを読む
「ダーウィンの悪夢」という映画のことが載ってた
名古屋で今やってる
これは見ておかなくちゃと
急ぎ、今池シネマテークへ
この映画館はロードショーにならない
珠玉の映画を上演する

アフリカ中東部、ヴィクトリア湖の南湖畔
タンザニアにあるムワンザという町のドキュメンタリーである

地球上でいったい何が起こっているのか
世界の現実をもっと知らなければ
あまりに私たちは、知らなさ過ぎる
裕福な国の現実は情報として入ってくるが
貧困にあえぐ国の現実は流れない
そう、流れると、困る人たちもいるから・・
あまりに複雑で、あまりに重く
解決の糸口がみつからない、
暗闇のトンネルにほうりこまれたまま映画館を出た

どこかを、誰かを犠牲にして
勝利者は存在する
日本の中でもそう
過疎の村の老人たちは
日本のアフリカだろう
みんな、自分の足で踏みつけている人たちの
存在は知っていても
目を背けているだけなのだ

貧困が全ての原因なのだ
アフリカを食い物にしてきた
先進諸国
もちろん日本も
人の国の食べ物や資源を
正当な理由ずけをして奪っている私たち
どんなに貧しくとも、ほんとうは自給自足の国で
あるべきだったのだ
でも、もう遅い
どうしたらいいのだろう
何ができるのだろう

アンゴラに武器を運び、帰りに葡萄を積んで帰ったという
ロシアのパイロットが最後に語った言葉
「アンゴラの子どもたちはクリスマスプレゼントに爆弾を
ヨーロッパの子どもたちは葡萄をもらった
ぼくだって、世界の子どもたちに幸せになってほしい
でも、これがビジネスだ」

そう、世界中がビジネスに犯されている
このブログもビジネスあってこそのものだが
コンピューターがなくても人は生きていけるが
水と食糧なしでは生きていけない

今池シネマテーク
ぜひ観に行ってほしい

バレンタインデー

２月１５日　木曜日

そういえば、昨日はバレンタインデーだった
ひとつも買わなかったぞ！
というより
巷のバレンタイン騒ぎに触れてなかたったからだ

あまりにも沢山の情報に踊らされてるんだろろうなあ
踊らされずにすむ方法は、無駄な情報をシャットアウトすると
いいんだろうなあ
ほんとうに知らなければならないことは
情報として流されずに
どうでもいいことばかりが垂れ流し状態でマスメディアを通して
流されてる
若い世代の女の子たちなんか
まあ、そこにうまく引っかかったお魚ちゃんたちみたいな
もんでしょ

いっぱい餌与えられて
うんと太らされて
そんでもって・・・・
食べられちゃうのだ！？

愚息は学校でひとつもらってきた
母と私で食べてしまった・・
男の立場だったら
やっぱり誰からでもいいから
もらうとうれしいのかなあ
基本的には男の方がたは
もてたいんだと思う
まあ、これは種のなせる業なので
致し方ないんだろうなあ
そこをうまく舵取りするのがいい女なんて
言われるけど
最近はそこまでしたくなる男がいないということだなあ


バレンタイン
いつのまにやら
終わりにけり
　　　　　　　たまみ

久々のたまのお薦めのお店

２月１４日　水曜

久々の雨
春の足音？と思いきや
激しい雨

昨日の夜
熟女４人でお食事

そんじょそこらの
熟女じゃないから
普通んとこでは食べない

知る人ぞ知る
名古屋駅近くの
「空」
場所は説明できない
信じられない場所にある
一度いかないとわからない

味と雰囲気にうるさい
熟女たちが
絶賛
ぜひ一度行ってみて！

空
HPもありますよ。
ここぞというときに
行かれると
きっといいかも！
うふ
お問い合わせは児玉にメール下さいな。
お応えできると思います。

手に負えない・・・

２月１２日　月曜　祝

昨日の夜
メールの返事を書いてたら
突然、キイを押しても
数字しか出ない！
めちゃくちゃ焦って
いろいろ押してもだめ！

他の作業のみんなそうなっちゃう
これはパスワードもだめだと思い
パスワードを消して
電源を切る

今朝、ひょっとしたら
昨日のことは
嘘のように
コンピューターちゃんは
素直になってると
思いきや・・・
むむ・・
だめだあ

焦って
ヤマダ電機のお兄ちゃんとこに
悲壮な顔して
持ってくと
Num　Lock　を押しただけだって！
こんなことならお電話でも
だいじょうぶですだって！

いったい昨日から今朝にかけての
苦悩はなんだったのか！
マニュアルを見ようとしない
他力本願の自分に
腹が立った

手に負えないものは
使ってはいけないのかも・・
帰り道
コンピューターちゃんを
抱えながら
そう思った

気をとりなおして
おぜんざいを食べて
ちょっと元気になった

赤福餅！

２月１０日どよん

どよんなのに晴れ・・あは

午後、常滑の朗読グループ
ボイスの演出へ
大きなクジラさんと
かわいいイルカさんの物語
がんばってみえるお母さん方
きっと楽しい公演になると思う
地域のサークルの人たちと
関わるたびに思うこと

表現をもはやプロだけのものに
してはいけない
あんたなんか
お金もらってんのよ
お金と時間と！
厳しさをひしひしと・・・

帰ってきたら
母親が赤福を御土産に買ってきてた
愚息は進路も決まって
なんか安心らしく
珍しく私とユニーなんぞへ
でかけた
昨日はカレーを作って待ってた
少しは将来のパートナー
の助けになるかなあ・・
で、うるさく夕飯を食べた後・・・

赤福をひとつ・・
で、ちょっとテレビ見て
またひとつ・・
赤福ってこう、
切れ目ないとこに
自分の意思で切れ目入れて
食べるのが
なんともいいのよね
食べる強い意志みたいなもんが
身体中に充満して
お餅の白が謙虚に黒から
姿を見せるところを
ぐっと口に運ぶ！
ううう！

ああああ！だめだ
また食べたくなってきた

こうして、赤福ちゃんの
妖しい誘惑に
惑わされ続ける私だった


じゃあ、またね

さをり織り・・

１月９日金曜

あったかい２月

今朝、さをり織りを名古屋で
中心になって続けてこられた
須藤さんからお電話

以前コンサートにたくさんの
さをりを提供してくださった
藤林さんが個展をされるとのこと
千葉の舟橋で。
そのDMにコンサートの
舞台写真を使ってくださり
さらに、会場にさをりの歌を
流してくださるとのこと
うれしい！
さをりは当時衣装用の
さをりを織って下さった
加藤三千代さんはじめ
さをりを織ってみえる
皆さんへのメッセージとして
創った曲である

やっとひとり歩きしはじめて
くれて
こんなにうれしいことはない！

腹の立つことが多かったここ数日
うれしい出来事に
バサバサ、トゲトゲになってた
心が少しずつ
潤ってくる

さあ、春はもうすぐだ！
昨日の悔しさ、涙は
きっと報われるはず！


藤林さんの個展
行こう！

石田先輩の涙・・・

２月６日　火曜

だめだった！
負けた！
先輩の涙を見ながら思った
もっと何か私もできたはずなのに・・
結果が出てからでは
もう遅い
甘い！

石田先輩に知事になってほしかった
新しい知事はもう
自民の言いなりだろう
だって、当選させてもらったんだから・・
国からの指令どおり
自民の都合のいいまんま
の県政になるだろう

一番嫌なのは
憲法改正だ
９条だけは絶対変えてほしくない
おとつい、ＮＨＫで
沖縄戦での壕の遺骨の
最後の収集が放送されていた
戦後６３年経っても
まだ戦争は終わっていない

さらに、東京オリンピックが
日本人のどんな願いで開催されたかも
放送された
ＮＨＫは批判されるべき点も
あるが、今まともな番組は
この局だけかもしれない

東京オリンピックの点火ラストランナーは
広島の被爆青年だった
どれほど平和を願って
このオリンピックが開催されたか
涙が出てきた

自分の国がやったことと
他の国にやられたことを
ごっちゃにする政治家がいる
やられたからといって
やったことは帳消しにできっこない
攻められたらどうするの
って言うけど
攻められたら守ればいい
でも、他の国の治安のためといって
必要以上に他国に入り込むのは
失礼極まりない
たとえ、混乱しようと、その国のことは
その国で解決してゆくべきだ

アメリカはすばらしい国でもあるが
戦争や平和については
語る資格はない
なぜならば、自国の痛みを知らない国だから
アメリカに日本は守られてきたというが
そうだろうか？
逆ではないか？

アジアを植民地化した日本に対して
アジアの国々が
普通の感情を持てというほうが
無理だろう
過敏に反応することも理解しなくてはいけない
なぜなら、戦争放棄と宣言しても
国内にアメリカの軍備基地があるのだから
そこから、人を殺すための兵器が
運ばれているのだから・・

理想だけではだめなんだよ
という大人たち
そんなあんたたちの背中を見て
子どもたちは育ってきた
教育問題は理想をあきらめた
大人の結果だ
私のそのひとりだっただろう
でも、今は違う
笑われてもいいから
人生後半
思いっきり理想を追いかける
理想にむけてできることは
やる！

ふむ！おやすみ！