ごみ焼却を考える会 IN Tama

ごみ焼却を考える会 IN Tamaのブログです。

災害瓦礫の処理こそ被災地イジメ?

2012-03-31 16:37:28 | 各地の声
読者の方からのお便り転載します。
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災害瓦礫の広域処理を、断固として反対している者です。
なんとかして阻止したいと思っています。

おそらくすでにご存知の情報かも知れませんが、
災害瓦礫の引き受けは、被災地の復興には結びつかないようです。
瓦礫を外に持ち出す事は、実は、お金が外部へ流れて行くという、被災地イジメです(下の方の記事をお読みください)。

また、環境省の言っている「99.99%バグフィルターでキャッチできる。だから安全。」という話は、
仮にその値が本当としても、たった0.01%大気に漏れるだけで、おそろしい値の放射能が外へ飛び出てくることになります。
仮に、放射性セシウム100ベクレル/kgの瓦礫を1万トン焼却した際に、大気中に10万ベクレルが放出されることになるようです。
たった0.01%でも、恐ろしい値が大気中に飛び出してきます。
しかし、大阪市議会のPDFを読むと、大田区の例をとっても、11%が大気中に漏れている計算になるそうです。
木下黄太さんのブログを読むと、40%くらいは大気中に漏れています。
もしそうなると、さらに恐ろしい値が大気に漏れていることになります。
それを肺に吸うのは私たちです。食べ物から食べるのも私たちです。

たった1つの放射能でさえも、DNAを破壊し、DNAの二重螺旋を壊し、DNAの塩基を壊します。
二重螺旋が壊れたときは、まだ修復しやすいですが、塩基が壊れた時、危険です。
人にそなわった修復能力には及ばない、DNAの損傷として残ります。
修正エラーや修正不能を引き起こし、突然変異やガンになります。
たった1つの放射能さえも、その人を死に至らせる能力があるのです。
そのため、これ以上放射能を外部から持ち込むのは、リスク増大であり、とても危険です。



100ベクレル/kgを1万トン焼却で、(99.99%キャッチしたとしても)最低でも10万ベクレル大気に漏れる
http://www.asyura2.com/12/genpatu21/msg/826.html


ガレキ問題の反対のために全国各地のみなさんが連携を深めるべきで、資料を提供します。(木下黄太)
http://blog.goo.ne.jp/nagaikenji20070927/c/28437a365885c2ef56b77f094706d3da


【がれき焼却問題】 広域処理の大前提崩れる-市民の追及でウソ発覚
http://tanakaryusaku.jp/2012/03/0003960


バグフィルターメーカーが、放射能のキャッチは無理と言っています。
https://twitter.com/#!/0110lica0319lin/statuses/180738276422983681


笑止千万!「みんなの力で瓦礫処理」
(東京都に搬入予定の瓦礫処理を受け入れる元請け企業は、東京電力が95.5%の株式を保有する東京臨海リサイクルパワー。
東電は、災害前にも海外よりも何倍も高い電気代で儲けて、瓦礫でもお金を儲けようとしています!!!)
http://blogos.com/article/33513/


瓦礫の県外への持ち出し、岩手県民に強い不満「全く地元の雇用に結びついていない」
http://www.kusamatsuyoshi.com/syutyou.html


地域に雇用が生まれず、お金も落ちない広域処理こそが被災地イジメだった
http://mercury7.biz/archives/14050


大阪市議会:約11%が煙突から排出されている可能性
(P9をお読みください)
http://osakasaigaihaikibutu.web.fc2.com/documents/0222osakacityminseihokeniinkai.pdf


「安全な基準などない。放射能は微量でも危険だ」
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-180511-storytopic-1.html


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ほかにもありましたら、ぜひお寄せください。


クリーンセンター多摩川のコワイ話

2012-03-29 09:08:15 | クリーンセンター多摩川
おはようございます♪

今日はクリーンセンター多摩川について、イヤな記事を色々見つけたので、シェアします。

つい最近の2月にも、掃除が足らなくて水素爆発、従業員がケガ、なんて事故を起こしているのですが、どうやらもっと悪質なことも故意で沢山しているようです。

センターを運営する多摩川衛生組合の先の理事長は一昨年秋まで稲城市長が務めていたのですが、経費節減のために有害ゴミ(水銀)を燃やす不正な実験(!)が発覚してほどなく交代。表向きは20年を節目の退任となっていますが・・それ以外にもあまりにも不正が多い(笑)ので逃げたとしか思えません。

http://blog.goo.ne.jp/wa8823/e/78251c47bc7dd4e6f64d780edbabca5b

http://blog.goo.ne.jp/wa8823/e/76b3afce07b4429ef1086d45368bd73a

http://tamagawagomi.blog.fc2.com/

http://blog.goo.ne.jp/ai1951/e/00b6c7b00a03dc8e16bdd67ff67fce1f

不正も多いし事故も多い、なんか凄い組合・・・・・・受け入れ問題どころではなく、普段の操業も厳しく追及する必要があるかもしれません(>_<)

3月26日開催の広域処理に反対する市民と環境省との交渉に参加!

2012-03-28 13:01:14 | イベント
震災がれき広域処理に反対する市民と環境省との集会が3月26日に衆院第一議員会館で行われました。
27日付の東京新聞によると反対市民の参加者は約180人。
環境省からは杉山徹・適正処理・不法投棄対策室室長補佐ら5名。

実は、InTamaの会メンバーである私もちょっと参加してきました。
細野大臣は「被災地復興のためにがれき広域処理を」とキャンペーンをはっていますが…(知ってます?がれきの広域処理の広報に私たちの税金で莫大な予算がかけらていることを!)、がれき広報広域処理自体が必ずしも被災地復興の有効な方法ではないなあということを改めて実感する良い機会となりました。

全国から人が集まっていました。ある会の代表だという中学生の男の子もいました。
彼が環境省の職員に「僕の健康、僕の将来の子どもの健康に安全な方法なんですか」と質問しましたが、環境省の職員はきちんとお答えになっていませんでした。
復興のためには広域処理が必要と主張する環境省に対し、参加者が「ほとんどの(がれきの)仮置き場は(人が住んでいる)街にありません、仮置き場に行ったことがありますか」と質問すると、「全部行ったわけではないですが…」と。

環境省は、災害廃棄物やがれきの担当でありながら、放射能に関する知見はないとおっしゃっていました。そして、がれき全体の汚染状況も調べていないこともおっしゃいました。そのような状況で、どうやって、がれきの広域処理の過程での市民や作業員の安全性が担保できるのでしょうか。

広域処理が安全なのか、現地の復興になるのか、受け入れの自治体、市民の私たちはよく考えなければならないと思います。
放射能は、拡散させない、が原則ですよね?