MASQUERADE(マスカレード)

 こんな孤独なゲームをしている私たちは本当に幸せなの?

『特集:PERSONA4 the Animation -the Factor of Hope-』 80点

2012-06-23 23:48:43 | goo映画レビュー

特集:PERSONA4 the Animation -the Factor of Hope-

2012年/日本

ネタバレ

希望の要因

総合★★★★☆ 80

ストーリー ☆☆☆☆☆0点

キャスト ☆☆☆☆☆0点

演出 ☆☆☆☆☆0点

ビジュアル ☆☆☆☆☆0点

音楽 ☆☆☆☆☆0点

 本作の成立過程を知らなければ、いきなり戦闘シーンから始まる冒頭に頭が混乱してしまうが、本作は、2011年10月から放映されたテレビアニメ全話とDVD、ブルーレイ10巻に収録されたテレビ未公開版、新規のシーンを加えたものを再編集したものであり、いわゆる‘劇場版’ではないらしい。しかしこの‘総編集版’は、その編集の思いっきりのよさが幸いして、なかなかエッジの効いたものに仕上がっている。
 家庭の事情で都会から叔父の住む稲羽市へと越してきた主人公の鳴上悠を中心に、八十神高校の新しいクラスメイトたちは絶望と希望と虚無に翻弄されながら敵と戦っていたが、戦うことに疲れ、仲間たちと過ごす穏やかな生活を失いたくないために、鳴上悠は2012年3月20日を何度も繰り返すことにする。しかし「Bonds of people are the true power」であることを信じて、鳴上悠は旅立っていくのであるが、これでは『新世紀エヴァンゲリオン』の最終話と同じ展開である。やはり最後は絆に頼ってしまうことはやむをえないのかもしれないが、2009年4月7日から物語が始まる『PERSONA3』に新展開を期待したい。


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