キュートなバアサンになるために

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2泊3日の富士山登山

2015-08-20 20:08:21 | 富士山への道
      
 長年の夢の実現、富士山登山に行ってきました。
 私とあっちゃんはクラブツーリズムの『富士山に登り隊』の二泊三日の登山旅行に参加してきました。

 まずは五合目まではバスで。
6月に行った時と同じような賑わい。 でも、6月は一合目から登り始めた終点でしたが今回はここが出発点。同じ景色を見ても全然違い、気合が入ります。

 集合し、登山のガイドさんと合流。
富士吉田口からの団体の登山者は必ずガイドをつけなければいけない、というきまりになっているそうです。
 そこで いつもの登山行きに一緒に行ってくださる講師の先生、ツアーの添乗員さんに加え、現地ガイドさんの三名のサポートで 今回は20人が頂上を目指しました。

 
はじめのうちは なんてことないダラダラ道。
 とにかくゆっくりなペースで進んでいき、たくさんの登山者に抜かれましたが このペースはありがたかったです。
 例によって登山中の写真は撮れませんでした。 団体行動なので途中で立ち止まって写真を撮ることができないのです。
 で、立ち休憩の時はこんな感じでした。
           

  ガイドさんはとても楽しくていろんなことを知っていらっしゃる方でした。(手前がガイドさん、後ろが講師の先生です。)
                

 初日は七合目の鎌岩館へ。   
 山小屋の前からの夕方の雲海、本当に美しかったです。
           
 お夕飯はこんな感じ。
富士山の山小屋の夕飯としては これは良い方だそうです。
     
 しかし、せっかくのお夕飯がフイになるアクシデントが・・・・

 そう、私、高山病になってしまったんです

 夕ご飯までは元気いっぱいでした。

ところが 寝室に行ってびっくり。
 2段の棚に小さ目のシングルサイズの布団がぎっしり敷き詰められていて 一枚の布団にふたつの枕と寝袋が並べられていました。
つまり一枚の布団をふたりで使えってことです。 しかもそれがずら~っと並べられているのでみんな身動きできない状態です。
最悪なことに私とあっちゃんは部屋の四隅に並べられた棚の一番奥だったので両角から布団がぶつかり まったく通路に面していない場所でした。
そこで 寝返りひとつできない状況。 慣れない山小屋・・・どこでも平気で眠ることのできる私もさすがにこれは参ってしまい一睡もできませんでした。
 そのうちにどうしたことか頭が少し痛くなり吐き気がしてきました。

 みんなが寝ているところを人を蹴散らしながらトイレに行ってとうとう嘔吐してしまいました。
そして 寝ずに山小屋の番をしていた番頭さんに トイレに通い易い場所に替えて、とお願いしたところ快く空いていたスペースに移動させてもらいました。
 最後まで眠れませんでしたが ひとりで一枚の布団で横になれたのは有難かったです。

 翌朝は4時半起床。 山小屋の前でご来光を見て、朝ご飯。 とても食べられる状態ではなかったので私はパスしました。
高山病のおかげでフラフラになってしまい ご来光の写真などは全く撮れてませんでした。

 ガイドさんのお話では時々寝ている時に高山病になる観光客はあるそうです。
まさか私が高山病になるなんて・・・・
             

 

コメント
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