キュートなバアサンになるために

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『雨と夢のあとに』柳美里

2011-01-27 22:55:42 | 読書

 私の好きな女優さんのひとりが木村多江さんです。
先日テレビで木村さんを見て いつから木村さんのファンになったんだっけ?と考えていて 気付いたのがテレビドラマ『雨と夢のあとに』からでした。

 とても印象的なドラマだったので 急に原作が読みたくなって図書館で探しました。

そうしたら こちらの本、原作が柳美里さんだったのですね

 娘の雨と二人暮らしをしている朝晴は 趣味の蝶を探しに台湾へ渡り、そこで事故死してしまう。
 しかし、娘を思うあまり幽霊になって雨の元へ戻り ふたりで暮らし始める。
そんなふたりの生活に隣人の暁子が関わってくるが 暁子にも何か秘密があるらしい・・・
 雨は父や暁子の様子に違和感を覚えていく。

 あまりよく覚えていないのですが テレビでは雨以外にも朝晴を見ることができる人たちがいたし、そんな大人たちが残された雨のことを暖かく見守る、という設定になっていましたが原作は父の姿を見ることができるのは雨と暁子だけになっています。

 映画『シックスセンス』をどことなく思い出させる設定です。

ネットでこの本を探している時にホラー扱いにしているところがありましたが 私はホラーとは思っていません。
 どちらかというとファンタジーに近いのではないでしょうか。

 テレビドラマがとても印象的だったので また見てみたくなりました。

 話はそれてしまいますが 子どもの頃見たテレビドラマで とても印象的なものが数本あります。

 かなり昔なので 皆さん、きっとご存知じゃないでしょうが・・・・
一本は題名もうろ覚えですが・・・『陽気なマッケイ』?みたいな題名で 米兵と少年との出会いみたいなものが描かれていて 主人公が米兵とトンネルの中を歩くシーンがとても印象的でした。

 あと一本は『匂いガラス』。こちらは唐十郎原作で主題歌を中島みゆきさんが歌っていたことは覚えているのですが・・・ こちらも不思議な雰囲気のドラマでした。

 『雨と夢のあとに』も ずっと心に残るドラマでした。

私は映画は明るいハッピーエンドものが好きなのですが ドラマは もう少し不思議な印象のものが好きなのかもしれません。
 みなさんはどんなドラマがお好きですか?
コメント
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