goo blog サービス終了のお知らせ 

ケイシロウとトークアバウト

写真付きで日記や趣味を書くならgooブログ

タックルベリーフィンの暴虐

2023-10-10 19:28:00 | 日記




かつて大学のフットボールの試合で、
猛烈なタックルをもってチームを勝利に導くオトコがいた。
野生児タックルベリーフィン!
その名の通り、
タックルベリーフィンは、
とある一軒家の軒下に捨てられていたところを、
保護されて、
施設で育ってきた過去を持つ。
タックルベリーフィン言う、
「過去が追いかけて来る!だから俺はタックルしまくり、未来に進む!」
このタックルベリーフィンの信念は凄まじく、
多くの者が宙を舞った!

そんなタックルベリーフィンが卒業する時が来た。
それで、
卒業生最後の試合として、
優勝決定戦ともなる試合が行われた。
その時、
タックルベリーフィンの渾身のタックルが、
とある選手に向かったが、
この選手はいきなりめまいを起こして😵‍💫
仰向けに倒れてしまった。
それで、
タックルベリーフィンは、
勢いが止まらずに、
審判員のベンチに突っ込んだ!
その隙に点を入れられ、
タックルベリーフィンの大学は敗れた。

タックルベリーフィンはこの一件を強く根に持ち、
めまいを起こして仰向けに倒れた選手に憎悪した。

あの時、
めまいを起こした大学生は、
ソウマという名の二年生で、
カノジョもいて、
イイ仕事についていた。

そんなソウマが、
開店したばかりの花屋に立ち止まり、
花を眺めていた。
と、
その遥か後ろに、
ヘルメットにプロテクターつけた、
フットボール選手スタイルのタックルベリーフィンが、
膝をつき、
ソウマの方に顔を向けていた。
そして、
腰を上げて、
凄まじいタックルを狙って来たが、
ナニも知らないソウマは、
気づくことなく、
花屋から立ち去ったので、
タックルベリーフィンはそのまま凄まじい勢いで花屋に突っ込んだ!
店舗が壊れた中、
タックルベリーフィンは倒れ込み、
悔しそうに、
「ソウマーっ❗️❗️」と叫んだ!
花屋の経営者のおばさんがじょうろを持って来て、
タックルベリーフィンのヘルメットに覆われた頭を叩き、
「弁償しにゃさい🤬❗️」と叫んだ!



さんざんバーベキュー

2023-10-09 23:15:00 | 日記



(この画像のように完全完璧なバーベキューを望んでいた。
当記事て紹介するきょうのご近所付き合いバーベキューは、
実画像にも出来んはずいバーベキュー会やった)

きょうは、
ご近所でバーベキュー会あるから来るようにと、
ゴリラ顔とゴリラ体型した自治会長ウータンから言われ、
2000円の会費という安値やったせいもあって、
参加した。

ところが、
変色間近の安肉😨
鮮度の無い野菜、
焼肉のタレが無いので味塩、
錆びた網とトングでの調理、
という、
さんざん悲惨なバーベキュー会やった。

しかも、
南の島から来たお友達パオパオが、
素手で肉や野菜を掴んで焼きまくる。

俺の真下に引っ越してきた、
椿三十万郎ことマンロくんが、
早く食べないとお空からお迎えが来ると急かす。
ウータンが、
「炭は黒いけど着火してる。慌ててはいけん」と言うと、
副会長の馬爺がせせら笑って、
「火はついとらん!炭は火が付けば赤くなるもんや!」と反論した。
すると、
マンロくんが素手で炭を握って絶叫😱❗️❗️
火は着いていた!!
マンロくんは悲鳴を上げながら帰ってしまい、
そのまま、
窓から空を見つめた。

俺は、
段ボールのような肉を喰いながら、
近所付き合いをせずに、
ケイシロウ(FK)の家に行かなかったことを悔やんだ。


トナカイパパとある家族の風景

2023-10-08 22:31:00 | 日記




脇見恐怖症(さきみきょうふしょう)という病気がある。
意図しなくても、
人をジロジロ見てしまう心の病いで、
見る側も見られる側も双方ウツが入る結末となる。
そんな脇見恐怖症を父に持つ女子高生のアイコが語った出来事。

アイコの父は、
アイコが生まれる前から脇見恐怖症の為、
トナカイのマスクを被って生活した。
仕事はワニブックスのような本の原稿書きやった。
そして、
家族の前では絶対にトナカイマスクを取らない為、
アイコは、
実の父の顔を見たことがなかった。
食事を自室で食べる時には、
マスクを脱ぐらしいが、
父親は、
そのような狼藉(🤔❓)を許さなかった!
また、
厳格な性格を有する父は、
家族に自分を「父さま」と呼ばせた。

アイコには、
声優になる夢があり、
高校卒業後は、
声優養成学校を志していた。
母親は賛成したが、
父親は反対した。
それで家族会議となった。

家族会議には、
アイコの両親と中坊の弟の四人で行われた。
トナカイマスクの父親がまずアイコに、
「芸能活動すると人の視線が気になる。脇見恐怖症になるぞ」と言った。
アイコは、
「ナンで頭っからそんな結果を決めつけるんですか?」と問うた。
中坊の弟は、
「僕には芸能は無理だけどゲイにはなれる」と言った。
沈黙が場を覆ったので、
母親が入れたコーヒーを各自が飲んだ。

しばらくして、
父親がアイコに、
「声の世界で生きようなんて、お前は心の脇見恐怖症や」と言った。
アイコは強く、
「ナニを言われても、声優はあたしの夢です」と言い返した!
父親は、
「夢とはどういう意味か?声優になる為に眠るつもりか??」と問いかけるので、
中坊の弟が横から、
「声優は競争率キビいから製油工場で働きなよ。オトコも出来るぜ!」と言った。
アイコはガチギレして、
「ポルノ動画のシコシコ野郎が🤬タマを潰すぞ❗️」と怒鳴った!
父親はアイコに、
「下品な言葉を使うな!」と叱った。
アイコは父親に、
「やかましい❗️このトナカイが❗️」と怒鳴った!
と、
場は一気に静寂し、
言いようのない緊張に支配された。

重苦しい沈黙の中で父親がアイコに、
「父さまがトナカイだったら恥なのか?」と問うた。
アイコはせせら笑って、
「ハッキリ言わせてもらうわ!この基地外トナカイが❗️人がまじめに進路を相談してる時くらいマスクを脱ぎな!!」と怒鳴った!
父親は声を震わせて、
「許さんぞお前❗️」と怒鳴ると、
中坊の弟は父親に、
「ナンのカンの言って、テメェはトナカイフェチだろう😛⁉️」と侮辱した。
父親は中坊の弟に襲いかかり、
凄まじい親子喧嘩になった。
見た目、
トナカイマスクの成人男と少年の格闘やった。

そこに、
外からサンタクロースの格好したかっぷくのいいジジイが現れ、
父親に、
「お前はクリスマスの時にあちこちを見つめることからその病気が発症したのだ。今はクリスマスではない。脱ぎなさい❗️」と、
怒鳴った!
中坊の弟が、
父親に殴られた痛みから泣きながら😭『赤鼻のトナカイ』の歌を唄った🎤
この弟の歌声に合わせて、
父親はトナカイマスクを脱いだ。
その素顔は、
異形とも言えるデカい剥き目の男性で、
舌を出して唇を舐めまわしながら、
一同をジロジロ見るんやった。
そして中坊の弟に向き直り、
「お前の友達のナオくんはいつ見ても可愛いやないか⁉️」と言うので、
弟は、
「喜多川か⁉️お前は❗️」と怒鳴った!

父親の素顔が初めて晒されつつも、
家族間には、
父親の素顔に対する嫌悪感しかなく、
改めて、
父親に、
トナカイマスクを被るようにお願いした。
そして、
気が付けば、
サンタクロースのジジイは消え失せ、
アイコも声優になりたいという夢が覚め、
大学進学を志すことにした。
同時に、
心理カウンセラーになって、
多くの脇見恐怖症の人々と向き合いたいという、
目標を持つに至った。


ワンだふるパパ

2023-10-07 23:58:00 | 日記




今から11年前。

レフティにシンゴというダチがいた。
シンゴには、
万太郎という父親がいて、
過剰なほどの愛情で接してくれたという。

ある日、
公園で、
万太郎は犬🐶の着ぐるみ着ていた。
シンゴがおもちゃの骨を投げると、
「ワン🐶ワン🐶」鳴きながら、
四つん這いで走って骨をくわえて帰ってきた。
シンゴは大喜びで、
何度も何度も、
骨を投げると、
万太郎はその度に、
四つん這いで走って骨をくわえて帰ってきた。
マンション住まいで犬🐕が飼えないシンゴの為に、
万太郎は、
自身を犬に扮して、
シンゴを喜ばせるんやった。

この年、
シンゴは学校の成績が悪くて、
教師👩‍🏫が家庭訪問に来て、
母親に報告すると告げた。
シンゴは困って、
万太郎に相談した。
万太郎は、
シンゴの母にして妻のアミに、
コーヒーを入れた。
その際、
テキーラを混ぜて飲ましたので、
アミは泥酔😵‍💫して、
布団に横になり、
ド下手に福山雅治の『桜坂』を歌い続けた。
その隙に、
万太郎は厚化粧💄して、
かつらをかぶり、
アミのドレスを着て、
シンゴの母として、
担任教師を迎えた。
この担任教師は、
「ナンとなく不自然でした」とこの頃を述懐しながらも、
家庭訪問の目的は果たされたんやった。

翌年、
万太郎の会社が経営危機に陥り、
給与削減とボーナスの見送りを通達された。
この事実を、
万太郎とアミの会話から盗み聞きしたシンゴは、
正月のお年玉を諦めた。
けど、
万太郎が袈裟を着て、
錫杖と数珠📿を持って托鉢僧に扮して隣街を歩き回り、
そこから得たお布施から、
シンゴは無事にお年玉を得ることとなった。

月日が経った。

中学三年生のシンゴは、
高校受験で悩んでいたので、
万太郎はよく当たる占い師を教えてあげた。
その占い師は、
ローカル放送ながらも、
テレビに出演するほどの有名な占い師やったから、
シンゴは、
鑑定される時は、
凄まじく緊張🫨した。
とあるオフィスビルの一室で、
占い師は、
ぶっきらぼうに、
「あんた、ナニをしても成功するね。見た目もハンサムだから、いい彼女ができる。心が綺麗だから、良い友人に恵まれ、金銭運もいい!こんなにいいことづくめなのに、何しにこんなところに来るのさ!」と言った。
シンゴは、
ナニか信用出来なかった。
すると占い師は、
「校長室にゴムの蛇を置いて、先生から叱られたのはレフティだね」と言ったので、
シンゴはうれしくなって占い師を信頼して、
何度もお礼を言って帰った。
シンゴが帰ると、
すぐに、
奥部屋から万太郎が現れ、
一万円札を占い師に渡した。
占い師はそれを受け取り、
「好きだねえ!あんたは。けど、あの子は、なかなかのもんだよ」と言うと、
万太郎は満足げに頷いた。
こうして、
シンゴは高校受験の成功から、
数年後の大学受験まで成功して、
現在に至る。

そんなシンゴは、
数日前に、
レフティを公園に誘った。
そしてアイスキャンディー食いながら、
おもちゃの骨を投げ、
それを、
犬🐶の着ぐるみ着た万太郎が「ワン🐶ワン🐶」鳴いて、
四つん這いで走って骨をくわえて帰って来る様を見せた。
レフティは言った。
「お前の親父サイコー👍俺の親父は、死んでもこんなことしてくれない」、と。




生え抜きのスープを求めて

2023-10-06 23:15:00 | 日記





今から10年前のこと。
サマーは当時10歳のレフティを連れて、
アットホームなフランス料理店に、
ランチを食べに来た。
この店には、
昔からあってよそでは真似できないスープが人気やった。
常連客からは生え抜きのスープと絶賛されていた。
モチ、
サマーはこのスープが付いているランチ目当てやった。

ところがレフティが、
悪趣味にも、
ハエのぬいぐるみで遊びまくっていた。
🔽



サマーはレフティにキレて😠
「そんなもん手放しなさい!」と叱った。
すると、
レフティは、
ハエのぬいぐるみを後ろに放り投げてしまった。

そのハエぬいぐるみは、
レフティの後ろ席にいた、
花愛好ジジイのミヤザキのスープに落ちたので、
ミヤザキは店員に、
「おい❗️スープにハエが入ってるぞ❗️」と怒鳴った!
(モノホンのハエとぬいぐるみの区別つけろよミヤザキ😛 byススム)
急いでサマーがミヤザキの席に来てお詫びして、
ハエのぬいぐるみをスープ皿から取り上げた。
ミヤザキはサマーに、
「生え抜きのスープがハエぬきのスープになったやないか😡」とキレた!