フリーアナウンサー 松原敬生の『今日のエッセイ』

思っている事、感じている事などを自由に綴ります。

晴耕雨読

2009-10-07 20:45:16 | Weblog
猛烈台風18号の上陸ニュースでなんとも不気味な台風前の一日です。家人も伊勢湾台風の経験があるだけにかなり神経質になっています。
そんな中で長野で晴耕雨読の毎日を送っている先輩の情報が届きました。広い土地の畑で野菜等を作り、自給自足を楽しんでいるそうです。ところで現役時代に忙しい生活を送っていた人程、晴耕雨読の生活に憧れるそうですが、実際には、時間に追い掛けられた仕事から解放されゆっくりとした人生に入った途端に大きな病気を患うこともあるそうです。
それを分析すると、そうした生活の中で生き甲斐や、達成感を得られないと憧れていた晴耕雨読の生活にはならないようです。元々晴耕雨読の意味を世の中を隠退した人の生活と意味づけるのが間違いという説があるのです。
晴耕雨読の言葉が世に出たのは、三国志の劉備と出会う前の諸葛孔明の生活ぶりでした。しかし孔明の晴耕雨読はこれから大きな事をやり遂げる為の準備期間だったのです。つまり本を読んで知識を得て、晴れた日には農作業をして体を動かし体力を養って世にでる態勢を整えているのです。
こうした背景を理解して、晴耕雨読の生活に入ってもまだこれからだというプラス思考を持ち続けることが必要ですね。