情報技術の四方山話

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WSL2(Windows Subsystem for Linux 2)が降りてきました

2020-12-18 08:26:27 | Windowsの備忘録
こんにちは。
私の常用WIndows 10 ProがUpdateし、WSL2(Windows Subsystem for Linux 2)が利用可能になりました。Windows 10 Pro上のLinuxは、これで完全にネイティブで動きます。早速、設定を済ませUbuntu 20.04 LTSの環境はWSL2化しています。

もう一つのUbuntu 18.04 LTSはWSLのままです。理由は以下の通り。
WLS2は完全な仮想マシン上でWindowsとは独立にLinuxOSが走ります。そのため、WLS2のLinuxは、仮想マシン用のネットワークに接続しています。仮想レイヤネットワークを外部につなぐソフトルータを通じて、Windows 10のLANのIPに変換され、外部と通信します。このネットワーク構造の変更に伴い、WLS2上のLinuxには新しいプライベートアドレスが振られています。また、これまで利用できていたグローバルIPv6が付与されなくなりました。

この形は、一般的な仮想化ソフトウエアで実現されるものと相似です。仕事上、頻繁にIPv6化したLinux shellをつかうので、IPv6を直収できるWLSを残しました。WLS2上のLinuxでは、Docker等これまでできなかったことを試して行くことになります。また、クローバルIPv6が来るように調整します。

WSL2(Windows Subsystem for Linux 2)が降りてきました。待望のアップデートです。
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ヤマハが企業ルーターRTX1220を発売-RTX1210はRTX1220に引き継ぎ

2020-12-16 23:20:06 | ヤマハルータ
こんにちは。
ヤマハが企業向けインターネットルーターRTX1220を2021年3月に発売開始することを発表しました。



これまでのフラグシップ・ルータRTX1210の後継機です。外部仕様的には、すでにサービスの終了が決まっているISDNのインタフェイスを廃止しています。発表された外観もその通りです。

RTX1210は企業ネットワーク構築の標準ルータです。その前身のRTX1200、RTX1100、RTX1000、RT103i、RT102i、ヤマハルータ初号機RT100iと20年を超え脈々とご利用に支えられてきました。これからは、RTX1220がそれを引き継ぎます。

企業ネットワークのインターネット接続点として、これからも沢山使われることでしょう。私は、RTX1210および、N1210系のルータをIPoE接続用のルータとして活用を始めています。IPoE=IPv6網上でIPv4を流すサービスに対応しているプロバイダを選べば、IPv4 over PPPoEは不要になります。今はIPv4 over IPoEでも固定IPv4を使うことができます。
 
これからの企業ネットワークは、IPv4に加え、IPv6を併用することが標準になります。すでに、Goole、Youtube、Micorosoft 365、Windows Updateなど大規模なインターネット接続はネイティブなIPv6接続です。IPv4でのWindows Updateのブレークアウトはもはや過去の話で、グローバルなIPv6がPCまで届けば、企業の悩みは大きく解決します。RTX1210、RTX1220は、そのために適したルーターです。


今回は「ヤマハがRTX1220の発売を公表-RTX1210はRTX1220に引き継ぎ」についての共有です。
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CentOS8はどうなるのか-Streamという新しい方向性

2020-12-16 15:48:46 | Linux
こんにちは。

サーバー用Linuxとして普及しているCentOSがCentOS8からリリース方針を変更しました。CentOS7の方は、これまで同様EOLは2024年6月30日ですので慌てる必要はありません。CentOS8の方も以下を読めば、慌てる必要がありません。

CentOSはたいへん安定した、良いサーバーOSだと思います。主たるサーバOSとして使ってきました。システム構築にはUbuntu ServerかCentOSどちらかを適材適所で使います。

これまでのCentOSは、メジャーバージョン(CentOS5,6,7..)リリース後10年間のサポートが期待できました。これが、システム構築には良い条件なのです。さらに、CentOSの「基」は「RHEL(RedHat Enterprize Linux)」の公開部分から再パッケージ化したものです。すなわち、すでに利用実績があるものを基にしています。当然、安定性を期待できます。

このような背景から、CentOSはシステム構築のLinuxとしてサポートを求めなければ、極めて良い選択だと考えてきました。

CentOSは、RHELのリリースを後追いする形でメジャー、マイナーリリースを重ねます。この方針がCentOS8から変わり、2021年12月31日に、これまでのリリース方式が終了します。これまでに準じた10年サポートはなくなります。ありゃ〜。私も困ります。

すでにCentOS8はCentOS8-Streamという新しいリリース方式を提供しています。この方式では、7.1,7.2のようなポイントリリースの考えを無くし、手当が必要なソフトウエアを随時更新していきます。

こうすることで、構成するソフトウエアの、特にセキュリティパッチ等のリリースが時期に則したものになります。また、構成するソフトの更新も適宜行われることになり、これまでの「固定したポイントバージョン」という考えがなくなるのです。

システムを構築して提供する側は「どのバージョンを基準に提供するか」の基準を持つことが難しくなります。「2021年4月ごろに作ったんだよね」「その時のOSは再現できるの???」と5年後に会話するわけです。

「そういう作り方に慣れろ。それが今からのやり方だ」ということもよく理解できますが、CentOS8の発表で困ることがあります。それは「CentOS8-StreamはRHEL8と同等ではなく、RHEL8に将来的に追加、変更する機能を実装する」という発表です。すなわち「RHEL8のテスト実装」に位置づけられます。あらまぁ〜〜。Stream化より、こちらのほうが抵抗があります。

私は、CentOS8のポイントリリース版を使い続けます。2021年には、「CentOS」ではない、これまでのポイントリリース方針を踏襲するRHELクローンOSに移行します。

すでに、CentOS6はEOLになりましたが、当方のお客様のシステムは2024年までセキュリティパッチを提供し続けます。このパッチはCentOSコミュニティーの成果ではなく、たくさん使っている会社が作成したものを、分けてもらうのです。

RedHat Linuxは、今はIBMがスポンサーです。CentOSコミュニティーは発足当初と異なり、RedHat社の支援を受けています。その事自体はLinuxを巨大企業が支えるのですから、良い方向性だとおもいます。ただ、RedHat社は自社のサポートサービスを使って欲しいのです。CentOSの方向性を安定版提供から、発展版提供に変え、早期にテストして製品版RHELに反映させ、品質を向上させたほうが良いことも理解できます。ただ、それではシステム構築担当は使いにくい。なのでRHELのライセンスが売れるというシナリオなのでしょう。

CentOSでシステムを組んできた方は、システムのことはおわかりでしょうから、他のRHELクローンOSに移るだけでしょう。RHELを積極的に使っている方は、早期検証版としてCentOS Streamが役に立ちます。

すでに、これまでのCentOSの固定リリースの良さを引き継ぐ、新しいコミュニティの創設の発表が、いくつか行われています。元々がオープンですから、分派することで「これまでのリリース方針を維持する」というCentOSとは異なる、新しい流れが生まれます。オープンソースのプロジェクトならではの、柔軟性です。

長い間CentOSを利用してきた方は、一度CentOSプロジェクトが弱体化した時期を経験しており、代替案を考えたことでしょう。今は、しっかりした選択肢も複数あるので、あまり困らないというのが正直な気持ちです。


「CentOS8はどうなるのか-Streamという新しい方向性」
私は、RHELクローンOSを継続して使う方向です。
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Windows/nslookupでFQDNホストのIPを調べる

2020-12-06 20:07:08 | Windowsの備忘録
今回はWindows/nslookupでホストのIPを調べる方法です。
WindowsでのDNSの情報を調べるコマンドはnslookupです。
直近のDNSだけでなく、Public DNS等、DNSを指定して調べることができます。

■DNSサーバをIP指定で確認
PS C:\Users\taniy> nslookup www.takumigiken.biz 1.1.1.1
サーバー: one.one.one.one
Address: 1.1.1.1
DNS request timed out.
timeout was 2 seconds.
権限のない回答:
名前: www.takumigiken.biz
Address: 153.149.170.198

■DNSサーバをFQDN指定で確認
PS C:\Users\taniy> nslookup www.takumigiken.biz one.one.one.one
サーバー: one.one.one.one
Address: 1.1.1.1
権限のない回答:
名前: www.takumigiken.biz
Address: 153.149.170.198

■DNSサーバ指定無しで確認
PS C:\Users\taniy> nslookup www.takumigiken.biz
サーバー: ns1.mopera.net
Address: 220.159.212.200
権限のない回答:
名前: www.takumigiken.biz
Address: 153.149.170.198
(*)DNSサーバはPCが参照しているものが表示されます。

いつもアクセスありがとうございます。WindowsでIPアドレスを調べる方法です。
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CentOS 6は2020年11月30日に公式提供完了になり、リポジトリが変更になっています

2020-12-06 07:49:49 | Linux/Android
今日は「CentOS 6は2020年11月30日に公式提供完了になり、リポジトリが変更になっています」です。

まだまだ、利用者の多いCentOS 6がEOL(End of Life)になりました。EOLになると、CentOS公式のリポジトリが変更され、アップデートやソフトのインストールができなくなります。ただ、変更の設定をすることで、EOL後も使い続けることや、インストールすることはできます。

ただ、そのことをCentOSプロジェクトは積極的にサポートはしません。当然のことです。

本来は、新しいOSに移行するほうが良いのですが、システムとして作り上げたものは、そう理想的に移行できるものではありません。

CentOS 6を継続して利用するリスクは、セキュリティ対応です。当方も困ったので、有償ですが、セキュリティサポートを2014年まで延長する技術支援を始めました。


いつもアクセスありがとうございます。CentOSはサーバ用Linuxの代表で、とてもたくさん使われていると推定しています。
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はやぶさ2カプセル着地成功-りゅうぐうから玉手箱が届きました

2020-12-06 07:35:57 | 三稜鏡(さんりょうきょう)
はやぶさ2の素晴らしい成果です。「はやぶさ2カプセル着地成功-りゅうぐうから玉手箱が届きました」

着地したカプセルは発見されました!!
2020年12月6日4時47分(JST)

この成果は、地球人が力を合わせて、宇宙への挑戦を続けた結果です。
JAXAをはじめ、世界中の研究者、運用者、関係者の皆様、素晴らしい成功にお祝い申し上げ、敬意を表します。

はやぶさ2は、地球に向かう軌道で、りゅうぐうの地表物質を詰めたカプセルの分離に成功しました。

カプセルは大気圏突入を示す「流れ星」の光跡を示し、オーストラリアに着地し、着地点は確定され、回収を待っています。

一方、はやぶさ2探査機本体は、さらに11年をかけ、別の小惑星に向け地球から離れます。同じ探査機が二つの小惑星を探査することになります。実は、探査機には、りゅうぐうの探査のための予備の機能が温存されており、これを活用しての探査です。

次の目標の小惑星には、まだ愛称はありません。まだ、到着まで11年ありますから、ゆっくりと決まっていくのでしょう。

はやぶさ2の打ち上げは2014年12月、りゅうぐう滞在は2018年6月27日 より2019年11月13日 。そして今日、2020年12月6日に資料カプセルの分離と着地。および次の小惑星へ11年の旅へ出発。7年+11年以上の旅と探査に、まだまだ、わくわくは続きます。

はやぶさ2は世界の様々な国や地域を結んで、たくさんの関係者の協力を束ねて飛んでいます。これもまた、素晴らしいことです。

JAXAは沢山の情報を提供しています。

いつもアクセスありがとうございます。久々の投稿ははやぶさ2のカプセル着地成功、スイングバイ成功という、うれしいニュースです。人類初の宇宙への挑戦を実にたくさん成功させ続けています。これからも楽しみです。
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