情報技術の四方山話

AI、IoT、ヤマハルータ、VPN、無線LAN、Linux、クラウド、仮想サーバと情報セキュリティのよもやま話

Shuttle X36VのCMOS battery errorはBattery配線コネクタ抜けでした

2015-10-17 12:43:04 | Linux
匠技術研究所
Shuttle X36VのCMOS battery errorはBattery配線コネクタ抜けでした


いつもアクセスありがとうござます。匠技術研究所の谷山 亮治です。
Shuttle X36Vで作った小型サーバーを起動する際にCMOS battery errorのメッセージが表示されていたことを解決した件です。

Shuttle X36Vを使った小型サーバーシステムを作っています。いつの頃からか、電源を投入し、BIOS画面で”CMOS battery error”が表示されていることに気がつきました。CMOSはBIOSの設定や、クロックを保存している重要なメモリーで、内部のバッテリーから電源を取得し、データーを保持しています。このバッテリーが使えない場合は、BIOS設定が工場出荷状態に戻ります。

X36Vを開けてみると、バッテリーはオレンジの絶縁フィルムでパッキングされ、サブ基板上の直ぐ判る位置にあります。間違いなく付いています。

Googleで検索しましたが、私の障害に当たる事例はありません。「何だろう?」とおもいつつ、Shuttleのサイトで交換用パーツがないか探してみたのですが、交換用パーツも見当たりません。

自力で交換しようと、バッテリーから伸びる赤黒のより線をたどっていると「ぽろっ」とより線の基盤側のコネクタが外れました。「あっ!抜けてた!」
挿し直して、電源を入れるとエラーが消えて正常に起動。
こんなこともあるんですね。やっぱり障害対応は物理層の確認からだと再確認しました。

コメント    この記事についてブログを書く
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 10月16日(金)のつぶやき | トップ | 10月17日(土)のつぶやき »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

Linux」カテゴリの最新記事