Linux/Ubuntu上で40台ほどの仮想サーバーを事務所で動かす
いつもアクセスありがとうございます。匠技術研究所の谷山 亮治です。
今回は「40台ほどの仮想サーバーを事務所で動かす」です。最近取り組んでいるサーバー構築についての話題です。
匠技術研究所ではOSS(Open Source Software)を使ったシステム開発を行っています。
社内に置くサーバーや、クラウドに置くサーバーがあります。
最近は、仮想環境とシステム開発が切り離せない関係になりました。
サーバー上に、仮想サーバーを作ってシステムの構築と試験を行っています。仮想基盤はKVM、Xen、LXCです。特にLXCは軽量・省資源で動作するので完成形を移植することも簡単です。事務所内設置型サーバーシステムでも、仮想技術を活用して構築します。仮想サーバーの場合は、ソフトウエア構築のメージを完全な形で保存できるので、将来、仕様変更が発生しても保存しているイメージをコピーして開発を行うことができます。これだけでもたいへん便利です。
ざっと数えただけでも、開発や構築用物理サーバー3台の上で、40台ほどの仮想サーバーが動いています。過去にこれだけの開発用サーバーを持ち得ることはできませんでした。明日出荷するサーバーは一台の物理サーバー上で約30台の仮想サーバーが動作します。この規模になるとサーバー内のネットワークも複雑です。