Linuxのsudoでリダイレクトでのファイル書き込みに失敗するとき

Linuxのsudoでリダイレクトでのファイル書き込みに失敗するとき

 

いつもアクセスありがとうございます。匠技術研究所の谷山亮治です。
Linuxのsudo行でリダイレクトをしたい場合、リダイレクトの後ろはsudo実行ではなくなり、管理者権限の領域のファイルの更新ができません。 これを、回避するには以下の要領でコマンド実行します。

失敗例：
$ sudo mdadm --detail --scan >> /etc/mdadm/mdadm.conf
-bash: /etc/mdadm/mdadm.conf: Permission denied

成功例：

sudoでbashを実行コマンドを指定するオプション付きで起動します。

オプションは一連のものと解釈されるように括ってあります。

$ sudo bash -c "mdadm --detail --scan >> /etc/mdadm/mdadm.conf"

これはtee -aでもできます。パイプの後ろでsudoでteeを起動して標準入力から入ってきた結果を、-a追記モードで指定ファイルに書き込んでいます。

$ sudo mdadm --detail --scan | sudo tee -a /etc/mdadm/mdadm.conf

 

 

7月10日(火)のつぶやき

古典的なマウスが動かないので、交換しました。交換したマウスで快適に動作したのですが、ふと先のマウスに戻してみたらなんとちゃんと動きます。障害対応はケーブルの抜き差しから。原点にもどれということですね。

— ヤマハルーター (@takuminews) 2018年7月10日 - 16:40