鉄卓のブログ「きままに」

「写真」「ウォーキング」「旅」「縄文」をきままに楽しく。
(本ブログに掲載している写真の無断使用・転載を禁じます。)

日本スリーデーマーチ2日目武蔵嵐山コース-埼玉の旅3日目。

2015-11-09 | JWAウォーキング
【写真はクリックすると拡大します】

11月2日(火)

朝から雨が降っている。それに寒い。今日は雨合羽日和になってしまった。
鶴ヶ島駅から電車に乗り、もうすぐ東松山駅着くというところで携帯電話を忘れていることに気付く。東松山駅からホテルへ戻って携帯電話を持って再び東松山駅へ。
何とか20K、30Kコースのスタート時間には間に合った。雨なので20K(実距離21K)コースを歩くことにする。


(雨の中スタート)


(雨の中を歩く)

雨脚も強く、写真は撮る余裕はない。
遅い方のスタートだったので足元も悪くなっている。黙々と歩いているうちに鬼鎮神社に着く。鬼を祀った神社で、節分の時の掛け声は「福はうち、鬼はうち、悪魔はそと」だとか。


(鬼鎮神社)


(新田沼公園)

ここが30Kとの分岐点。
雨脚は弱くならない。
県立嵐山史跡の博物館に着く。ここがチェックポイント。博物館には入らなかった。
舗装されていない雨溜まりや泥水の道を少しでもましなところへ足を運びながら歩き続ける。


(嵐山史跡の博物館)


(嵐山史跡の博物館横)


(国立女性教育会館)


(ホタルの里)


(竹林の道)

少し雨脚が弱まったと思われる頃、「原爆の図丸木美術館」に着いた。
丸木位里さんの作品を展示した美術館だ。
丸木さんの作品はテレビや写真で見たことはあるが実物は初めてだと思う。
人家の少ないところにひっそりと建っていた。
入口と入ってすぐのところは狭かったが、2階に上がったら中は広かった。
丸木さんの原爆の図が展示してある。
大きな絵だ。絵と対面していると大きくなくては表現できない思いが伝わってくる。
水俣や三里塚、アウシュビッツの絵もあった。
解説もあったが、絵を見て思いを感じることだと思った。
図録原爆の図を買った。
美術館を維持していくのは大変だと思う。
多くの人が入館し、物販を買っていくことが手助けになるのではなかろうか。
そんな思いをして美術館を後にする。


(原爆の図丸木美術館)


(入館券)


(図録)


(ぬかるんだ道を歩く)


(おため池)

途中10Kも合流し、10K、20K、30K、40K、50Kの参加者が集団となってゴールを目指す。


(箭弓稲荷神社(やきゅういなりじんじゃ))


(東武東上線)

12時40分頃ゴールした。

今日は缶ビールと焼き鳥。昨日は味噌だれ焼きそばだったが今日の焼き鳥も味噌だれ。東松山は味噌だれが流行りみたい。同じテーブルの人から味噌汁の無料サービスがあっているのを教えていただく。味噌汁を貰って来て、樽酒秩父錦。並々と注いでといったら受け皿にまでいっぱい注いでもらった。


(ビールと焼き鳥)


(樽酒とみそ汁)

飲みながら熊本から来たと味噌汁を教えてもらった人に話したら、「黒川温泉は良い」と何度も言われた。黒川温泉には有名になってからは行ったことがない。他県で話題になるとは、一度は行っておかないと、と思った。

雨の中を歩いて疲れたので、ホテルで休むことにして会場を後に。駅へ向かつているとお菓子屋さんがあったので覗いてみた。何と「足まんじゅう」があった。これは食べるしかないと1個いただいた。


(足まんじゅう)

夕食はホテルの横にあるお蕎麦屋さんへ。
ホークス大場選手のサイン色紙などが飾ってあった。他の選手のサインも球団がバラバラなのでお店の人に聞いたら東洋大学出身の選手だった。東洋大学の野球部・駅伝部は近くらしい。帰ってからネツトを見ていたら大場選手トレードのニュースが載っていた。
食事はカツ丼と盛りそばに冷酒。それぞれに違う小鉢がついていて3つの小鉢でお酒が飲めた。年寄りには少し食べ過ぎの量だった。

今日は「原爆の図丸木美術館」に行って改めて「平和」を考えさせられた。1日目の夕食はファミレスに行ったが、小さい子を連れて楽しく食事している家族が多い。ここ最近は、小さい子を見ると、この子らの一生も戦争をしない国でなければ、ということばかり思う。そんな時代になってしまった。

埼玉の旅3日目が終わった。