秋分の日も過ぎ、秋めいてきたというのに、本日の一品は「夏野菜のゼリー寄せ」です(^_^;
何かのテレビ番組で紹介されていた、京都の仕出し屋さんの仕出し弁当のメニューの一つです。野菜のゼリー寄せというと、洋風スープ味でテリーヌ型のようにするのが多いと思いますが、これは和風出汁味で、ラップで巾着型に作られていました。画像がないのが残念です。湯呑み茶碗にラップを敷き、蒸した野菜を入れ、ゼラチンを溶かした出汁を注ぎ、輪ゴムで巾着型に口を閉じて氷水で冷やし固めていました。ラップをはがし、逆さにして器に盛っていただきます。
番組内では詳しいレシピは紹介されていなかったので、見よう見真似で作りました。私のオリジナルレシピでよければ、記します。
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<材料> (2人分)
赤/オレンジ/黄パプリカ 各少々
椎茸 1枚
カボチャ 少々
オクラ 1本
インゲン 1本
(枝豆・ヤングコーンなど、数種類を彩りよく選んでください)
出汁* 300ml
粉ゼラチン 5g
* 紹介されていたものは出汁を使っていましたが、味をつけてすまし汁にしてもよいと思います。冷やして食べるので、少し濃いめで。濃い口しょうゆだと色がついてしまうので、入れるとしても薄口しょうゆをほんの少々でよいと思います。
<作り方>
- パプリカと椎茸を小さめの一口大に切る。
- インゲン・オクラ・カボチャを塩ゆでする or 電子レンジで蒸す。1と同様に切る。
- 出汁を作る。すまし汁にする場合は、薄口しょうゆ・みりん・塩を各少々加える。
- 1を3に加え、数分煮てから取り出す。
- 4の出汁にふやかした粉ゼラチンを加えて煮溶かす。
- 湯呑み茶碗などにラップを敷き、2と4の野菜を彩りよく入れる。
- 5を、泡が立たないよう静かに注ぎ入れる。ラップの口を輪ゴムなどで結び、巾着型にする。氷水を張ったボウルで冷やし固める。
- ラップをはがし、逆さにして器に盛る。
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椎茸がなかったのでパスしました。
器の形を活かしてみたかったので、ラップを使わず、直接器に注ぎ入れました。
ところが…ラップを使わない場合は、器から取り出すときに要注意ですね。ぬるま湯に器ごと浸し、ゼラチンを少し緩めてから取り出したのですが、緩め加減がむずかしくて…緩め足りないと取り出せないし、緩め過ぎるとせっかくの形が崩れてしまうし…(^_^; …っと、結局2つは失敗し、なぜか一番複雑な桜の形のだけ、まともに盛りつけることができました(^_^;
ラップで巾着型にする理由はここにあるのかも?!
できあがりはこちら:
<本日の一品>
桜の形だかなんだかよくわかりませんね。あぁ、色の濃い、無地の皿に盛ればよかったのな? でも、ないんだもん、そんなの…(^_^; オクラの種が出てきて沈んでたみたい(^_^; カボチャもきちゃなげだし…(^_^;
成功すれば、涼やかな一品になりますね。食感が変わってきますが、寒天で固めるという手もあるかな。みなさまもあれこれアレンジしてお楽しみください。
ごちそうさまでした(#^.^#)