桃の節句の今日、土曜日だし好天に恵まれたし…と、ほんわかした気分で大切な人々と過ごせた人が一人でも多かったことを願います。
話は少しさかのぼって…先月、多摩センターにある「京王プラザホテル多摩」のレストラン「日本料理・鮨<あしび>」で、夫と限定ランチ「雛御膳」を食しました。
それぞれの料理に、菱餅に表わされる三色があしらわれ、きめ細やかな細工が施されていました。また、年配女性にはちょうどよい分量でした。税・サ込みで2,800円は、ランチとしてはちょっと高いですが…。
これを見ているうちに、自分でも作りたくなっちゃった私…さて、我が家の今年の「桃の節句お一人様イベント」はいかになったでしょうか???
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桃の節句2018 ~雛段御膳と折り紙雛~
手許にある箱などを組み合わせて雛壇にし、内裏雛・三人官女・五人囃子をイメージして料理は計10品用意。全部作ったら大変なので市販品も利用、材料もあちこちかけもち?させ、なるべく出費を抑えたつもり…(^~^;)ゞ
そして、こうなりました。
(蓋を取った画像はリンク画像でどうぞ!)
奥の一段目が内裏雛・ 二段目が三人官女・三段目が五人囃子のつもり…(^^;
屏風と毛氈?は100均の金/紅両面千代紙。敷き物は、雛がのっている箱が包まれていた風呂敷。箸袋はこちらの過去記事をご参照ください。
[左] 一段目:きのこの酒蒸しゴマ油風味・ミックスビーンズのかぼちゃクリーム和え
[右] 二段目:菜の花の辛子じょうゆ和え・花人参とインゲンの含め煮・白和え(市販品)のソラマメ添え
三段目:赤カブの漬物(市販品)・厚焼き卵(市販品)とカボチャの煮物・アイシングクッキー(市販品)・シロップ煮(金柑・プチトマト・梅)・桜プリン(市販品)と苺
[左] 五目寿司:卵焼き・花人参の切り落とし部分・インゲン・とびっ子・なると
[右] 吸い物椀:椎茸・菜の花・花麩・花人参・なると
いや~、楽しかったです(*^▽^*)v 「家にあるもの+市販品ちょい足し」で楽しめるのが一番ですね。
こちらは、家内某所(^^;の飾り雛…
「小笠原雛」と「橘(たちばな)」(こちらの過去記事をご参照ください)
ぼんぼりに見立てた折り紙のくす玉は、My師匠製作のもの。
台は、御膳(↑)で使った箱の蓋。敷き物は、くだんの風呂敷(↑)の裏面です(^^;
【後日追記】(2018.3.8)
橘を左右両方に置きましたが、片方は桜でしたね。平安宮内裏の紫宸殿から見て「左近の桜・右近の橘」(左近:左近衛府・右近:右近衛府)なので、こちらから見て右のを桜に換えました(^^;
くす玉は、昨年急逝した師匠が昔贈ってくれた作品の一つなのです。師匠は母校の同窓会行事で知り合った大先輩。「何人か生徒を集めますから、ぜひ折り紙を教えてください!」とお願いしたところ、次に会ったとき、師匠はこの箱を携えてにこにこしながら私の目の前に…。その直後、私のがんが発覚。治療を終え、教室が実現し…それから10年以上が経ちました。この箱は私の宝物です。K先生、今年は先生とコラボさせていただきましたよ。見てくださっていますか?
上記の内裏雛は、くだんの過去記事で紹介したように、また100均の箱に収め、両対とも友人や母@施設に押しつけました(^^;
我が家分の内裏雛はこちら。自分でもくす玉を作りたくなって、桃のぼんぼりのイメージで作ってみた(7.5㎝角折り紙5枚で1つの花×12個)のですが、大き過ぎる…(^^;
「花くす玉」(作家不明) 「桜の器」by My師匠(こちらの過去記事をご参照ください)
以上、我が家のひな祭り2018でした。
こちらは、くだんの「京王プラザホテル多摩」のロビーに飾られていた雛壇と、レストラン「日本料理・鮨<あしび>」に飾られていた内裏雛です。
こちらは、ちょうど1年前に訪れた、神奈川県足柄上郡大井町のお雛さま。なんと、ひょうたんのお雛さまです。
(その日撮影した菜の花と富士の絶景が、こちらの過去記事で見られます。)
同日に撮った、神奈川県足柄上郡松田町の「西平畑公園」の雛祭り。見事な吊るし雛でした。
(この時季、ここで見られる河津桜と菜の花の絶景が、こちらの過去記事で見られます。)
こちらは、アイシングを教わっている「Yumi's sweets」のF先生作のアイシングクッキー(持ち帰る間にちょっとつぶれちゃった(^^;)と桜のジンジャークッキー。
(昨年の桃の節句のアイシングクッキーの記事が、こちらの過去記事で見られます。)
長々とおつき合いくださり、ありがとうございましたm(__)m
お雛膳をホームアレンジするとは、素敵ですね。準備に何時間もかかったと思います。
こういうことって、私にとっては料理というよりクラフト感覚なんですよね。どんなふうにしようか考えるのが楽しいし、結果を想像しながら過程を楽しむといいますか…。
味は二の次なので、家人は迷惑かも(^^;