奄美へのいざない

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笠利湾サバニリレー

2006-09-11 17:53:00 | サーフスキー・シーカヤック

 昨日(10日)笠利町のイベントで板付け舟(サバニもしくはアイノコ)3隻で龍郷から笠利赤木名までを高校生・青年・父兄らの交流会リレーの催しがあった、私達カヌー仲間も便乗して途中から一緒に漕がせてもらった。

 朝から不安定な天気で心配されたがとりあえず出発、赤尾木のクレータービーチよりスタートしてすぐは風も無く水深2M~4Mの海底に綺麗な珊瑚や魚達の泳ぐ様子がはっきりと見えた、シュノーケリングには最高のポイントだ。

 綺麗なビーチを次々とリレーして行くに従い段々と波が出始めた、遠くには竜巻が見えるそして最大の難所の崎原(さきばる)ビーチから赤木名湾へ回り込む岬では外洋からのうねりと地形の影響によるのだろう台風の時に見るような大波となっている、リレー艇と2隻のシーカヤックはリーフ内の岸ギリギリのコースを突破、ここでリレー艇1隻は転覆(見事に7名海に投げ出された)でリタイヤ、私とサーフスキーの2艇は崩れる大波を避け沖へと回りこむ、残り2艇は引き返した。

 ところが沖へ行くほどうねりは大きくなる波折れを食らう危険は回避できそうだが、今まで経験した中でも最大のうねりだ、高低差は5~6Mしかもリズムが速い(残念ながらこの状況で写真を撮る余裕がなかった)。一波毎に心臓がドキドキ、「これ以上持ち上がらないでくれー・・・」、隣のサーフスキーが丘の上に見えたり谷の底に見えたり、ジェットコースターの上昇下降感覚が休み無くつづく状況だ。気がつくと周りには誰も見え無くなった、しかたなく今度は、白波の立つビッグウエーブをすり抜け岸沿いのコースから戻る、けど誰も居ない。

 いろんな状況を想像したが、とりあえずスタート地点を目指し漕ぐ事にした、後ろには黒い雨雲その上雷まで鳴り始める、一人ぼっちで大きな湾の中を漕ぐのは心細い、カーボンの船とパドル障害物の無い海では絶好の避雷針だ、ここで落雷を食らったらどうしょう・・・・、多分加計呂麻シーカヤックマラソンの時より目茶苦茶一生懸命漕いだと思う。

 スタートした浜には、引き返した2艇がいた、残りの舟と心配したサーフスキーは引き返さずに赤木名の港に居るとの事、そんな事より一番迷惑をかけたのは私の様だ、もう少しで漁船を頼んで捜索に行こうとしていたらしい。 またやってしまった。申し訳ない。

 後で聞くと完走したリレー艇は結局1隻だったらしい、もう1隻もゴール直前に転覆したらしい。

 

おかげで今日は全身筋肉痛だ。

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シーカヤック・サーフスキー


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