奄美へのいざない

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ちょっと 考えよう 奄美市財政

2007-08-06 23:08:00 | 日記・エッセイ・コラム

 このブログの趣旨とは外れるが、奄美に暮らす1人として考えたい。

 ここ数年で顕著に島の衰退が目立つようになってきたように思う、私もサービス業を営む者として日毎に肌で感じる、今、国の政局は大きく揺れている、ご存知のとおり島の財政は国と県に大きく依存している、自主財源は3分の1程度しかない、この15年くらいの間に国は莫大な借金をしながら成り立たせてきた、でも、もうこれ以上借金は増やせないという事で小泉内閣より締めにかかっている、確かに当初の目的バブル崩壊後、まともにその影響をくらったら国が混乱するまずは借金でもして飯を一杯食わせば活力となって元気な国になると思っての事であったのだろう、しかし結果はうまい飯をたらふく食って太って動けなくなった地方都市を増やしただけだった、先日の参議院選でどの党が躍進しただの、どの党が減っただのと毎日のニュースで踊らされていても真剣に向き合わなければならない問題はここにあると思う、どの政党が勝とうと島に特別美味しい話は廻ってこない。日本の借金700兆円、このことを解決する努力をおこたり国のせいだけにするのではなく、個々の町に暮らす市民として考えなければ何の未来も開けないと思う。奄美群島や沖縄・北海道は際立って国に依存して来た、それゆえにまともに構造改革のダメージを受ける、上位団体の鹿児島県も財政健全都道府県ではランキングでは下の方に位置する、過去2年は国からの国庫金削減分を県が補ってくれたが、県も金が無い、県本土が火の車なのに地続きの交流効果のない離島に回す金など余計無い。市の積立金も底を着いた。

 追い討ちをかけるように高齢化比率は高まる一方である、長寿の島とのんきな事を言っている場合じゃない。8月に入っても市の財源となる公共事業が動き出さない、これ以上我慢できなくなったら職を求めて都会へと出て行かなくてはならない、そうなると余計高齢化比率は高まり、限界集落じゃなく限界市となってしまう、昨年騒がれた夕張市に次ぐ財政破綻地方市町村は現実のものとなる。

 もう少し真剣に未来の奄美のためにみんなで考えよう。

 参考 奄美市のホームページ 

     夕張市のホームページ  

     国の白書  

     GDS

     借金時計  

 

   夕張市関連のブログや記事等より破綻後の生活を覗いてみて下さい。

  お金じゃない、幸福感あるライフスタイルのモデル市を確立したいものだ。

  以上は私個人としての考えです、意見や異議、指導等が御座いましたらご意見下さい。