先日より書かなきゃと気にかかっていたが奄美シーカヤックマラソン前で疎かにしていた、以前にも触れさせていただいた、「グレートシーマンプロジェクト」の八幡暁氏 先月６月３日から１８日にかけてフィリピン～台湾間をシーカヤックで単独、無伴走で700ｋｍを走破した。本当に彼の数々の偉業には心揺さぶられる。オーストラリアから日本までのシーカヤック走破の目標の半分近くを達成した事になるのだろうか。
彼に比べたら私などはちっぽけな漕人だ、１人で沖を数キロを漕ぐだけでも心細くてしょうがない、ましては日暮れ後などとはもってのほかだ、潮に流されたら？船にヒビが入って沈してしまったら？サメに襲われたら？・・・人知れず死んでしまうんじゃないか？ などとくだらない想像が頭の中を駆け巡る。彼の航海記録を見るたびに何を考えながら漕げるの？不屈の精神力はどうやって持続できるのだろうか？私は何が未熟なのか考えさせられる。
人は己の限界を超えたときに大きく成長し、その感動をもう一度味わいたくて更なる挑戦を繰り返す、そうやって益々大きな人間へと成長していく。
そうは思うんだが、・・彼より歳はだいぶ上だけどまだまだ未熟だとつくづく感じる。
孤独に強く、夢を与えられる人間はカッコイイ。
「グレートシーマンプロジェクト」 写真も異国のテレビには流れない文化が覗けてイイ。
今後の彼の挑戦から目を離せない、勇気を分けてもらおう。