へなちょこおやじの自給自足入門

自給自足を目指しておそるおそる農業研修の門を叩いた俺。この先どうなることやら。ちょっと不安。

キュウリの誘因など

2017年06月12日 | 日記
晴れてはいるけど、なんか風が冷たい。
そんな一日でした。

以前茅野市で食べた粗挽きそばの美味かったのを思い出し、
粗挽きそばの店、松本にもないんかいなとネット検索してて、
荻窪の本村庵がひっかかった。松本やないやんけっというツッコミはなしでね(^^;)

おおっ、懐かしいって感じ。
実は僕、17年前にサラリーマンを辞めて、うどん屋を目指したことがあったのです。
で、うどん作り学ぼうと働き始めたお店が千歳烏山の〇〇というお店。

そのお店、うどんだけでなく、そば、寿司、鰻と、和食を代表する料理を色々やってた。
まぁ当時の僕の頭の中はうどん、特にさぬきうどんでいっぱいで、他の料理にはあまり興味がなかったわけですが。

でも、そばに興味を持ち始めた今、当時のことを思い出してみると、あそこのそばめっちゃ美味かった。
そう、そこのそばがつぶつぶの粗挽きそばだった。

当時、こんな美味いそば食ったことないって思ってたよな。
で、今思い返しても、たぶん今までの人生で一番美味いそばだったんじゃないか。

で、その千歳烏山の〇〇というお店が、そば打ちを教わったのが荻窪の本村庵なわけです。
最初、聞き違えて、親方や先輩がホームラン、ホームランと言ってるのを、
ええっ、ホームランなんて蕎麦屋があんのか?って思ったのをよく覚えています。

今日一日、農作業をしていて、“ほんむらあん”という言葉が、ずーっと頭の中に浮かんでました(^^;)
あと“粗挽きそば”という言葉も(^^;)

さて、本題に戻り、今日の作業は、キュウリとメロンの畝の草取りをやり、
そのあとキュウリの誘引作業をしました。その間も頭の中は“ほんむらあん”と“粗挽きそば”でしたが。。。

誘引というのは、キュウリを横にある支柱に引き寄せながらヒモで固定することなんですが。
そもそも何故誘引をするんでしょうか?

大きくなると垂れ下がってくるからですね。
ましてや実がなりだしたら重くなりますしね。

じゃあ、垂れさがると何故いけないのか?

垂れさがると、脇芽が上にくるでしょう。
植物には、鉛直方向の幹を伸ばそうとするオーキシンというホルモンがあるんですが、
そのホルモンが働いて、脇芽がどんどん成長していくと、主軸をさしおいて。

そういう事態を避けるために誘引をしていると。
もちろん幹や実の重さを支えたり、風が吹いても折れないようにとかの理由もありますが。

あとは、垂れさがると光が当たりにくくなるとかの理由もあります。

ちなみに、誘引は午後にやるのがいいそうです。
多少乾燥していて折れにくいからだとか。
午前中は水を多く含んでいるので折れやすいから避けた方がよいそうです。

キュウリの株、よく見ると雌花とその下に小さな実がついてます。
これは取ります。できるだけ小さな段階で取り除きます。

成長の早い段階で、下部節から実大きくさせて収穫すると木が弱るそうです。
9節目までは我慢我慢。
9節目から実を大きくして収穫を始めます。

初期の収量を犠牲にしてでも、
ある程度成長してから実を取り始める方が、トータルでは多く収穫できるそうです。


話は変わって、昨日そば打ち道場で自分が打ったそばを寮で食べたんですが、プツプツ切れて箸でつまめない。
どんでもない駄そばなわけで。。。

粗挽きそばは、普通のそばより打つのが難しいというし。
あぁ、いつになれば、あの美味い粗挽きそばが打てるようになるんだろうか。。。


つづく








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