この歌碑は、盛岡市玉山区玉山の山口さんが、自分の庭に平成元年12月に建立したそうです。盛岡市玉山区にはたくさんの啄木歌碑が建立されていますが、統合前の旧玉山村にある啄木歌碑はこれだけのようです。なお、玉山村は、旧玉山村、日戸村、渋民村、下田村、川崎村、門前寺村、好摩村等と合併し玉山村になり、現在は盛岡市玉山区になっております。山口さんのお宅はだいぶ山に入ったところで、私が訪れた時は家族の皆さんで農作業をしてました。やさしいお父さんでした。
一握の砂には「はたらけど はたらけど猶(なほ)わが生活(くらし)楽にならざり ぢっと手を見る」となっています。この歌は、啄木歌ノート(明治43年7月26日)にあり、、東京朝日新聞(明治43年8月4日)に発表、一握の砂「我を愛する歌」に掲載されている。
仂けど
仂けど
我が暮し
楽にならざり
じっと手を見る
啄木歌詩より
仂けど
我が暮し
楽にならざり
じっと手を見る
啄木歌詩より
一握の砂には「はたらけど はたらけど猶(なほ)わが生活(くらし)楽にならざり ぢっと手を見る」となっています。この歌は、啄木歌ノート(明治43年7月26日)にあり、、東京朝日新聞(明治43年8月4日)に発表、一握の砂「我を愛する歌」に掲載されている。