「金は貸すが借りない(借りん)」の縁起を担ぎ、庭の表にカリンを植え、裏に樫の木を植えると、商売繁盛に良いと、語呂合わせで昔から言われるとか。
春に、濃いピンクの花を付けていたのが記憶にあるが、夏ごろから実が太り始め、9月の下旬からどんどん目立つようになってきた。収穫は秋が深まった11月ごろに、実が黄色く色づいてから。 (クリックで拡大)
去年に比べ今年は、実を付けている木が多いようだ。
空き家の庭先玄関横で、ひっそりと数多くの実をつけているカリンの木が寂しそうだった。 (クリックで拡大)
カリンの実は、焼酎に漬け込んで「カリン酒」にしたり、砂糖や蜂蜜漬けにして利用される。また、"カリンのど飴"はドラッグストアでよく見かける。
中国では古くから薬用や、衣類に香りを付けたり、室内に置いて芳香を楽しんだり・・・果実が広く用いられているとのこと。