一足先に冬がやって来る北海道に大きな暖かいプレゼントだ。
北海道日本ハムが、2連敗から4連勝で10年ぶり3度目の日本シリーズ優勝を決めた。
日本ハムは4-4の同点で迎えた8回表、2死から三連打で満塁、中田がストレートの押し出しフォアボールを選んで勝ち越し。投手のバースのタイムリーで点を加え、続くレアードが鮮やかな満塁ホームランで広島を大きく突き放し、"勝ち"を手に入れた。
今週はプロ野球日本シリーズで劇的な試合が多すぎた。(私はどちらかというと広島の応援をしていた)
栗山監督もインタビューで『札幌の試合もどっちに転んでもおかしくない試合だった。今全て終わって勝った実感がない。野球の難しさばかりが心に残ったシリーズだった』。とほっとしたように話していた。正直な監督だなぁ・・・と栗山さんの人間性が表れていて感動した。
今、季節はスポーツの秋、選抜への重要な参考資料となる高校野球、全国高校サッカー選手権出場切符を手に入れる県大会などの試合が目白押しで、試合を見ていては興奮したりしている。
あらためて、日本一になるのは大変なことだ!と痛感した。
よい選手が揃っていても指揮官が、ここぞという時に判断、指令をしないと負けてしまう場合もある。
そういった意味で今シーズンの日本ハムは、素晴らしい選手が揃い、それぞれが大いに活躍した。
今シーズンの広島カープもペナントレースは安定した強さで独走したが、短期決戦では惜しい試合が多かった。この悔しさを、来シーズンに向け、捲土重来を期していただきたい。