一日の王

「背には嚢、手には杖。一日の王が出発する」尾崎喜八

天山 ……御来光登山で、プチ氷瀑を楽しむ……

2014年01月13日 | 天山・彦岳
1月12日(日)は、母の一周忌法要を佐世保で行った。
早いもので、母が亡くなって約1年。
親戚一同が集い、母を偲んだ。

帰りに、長女と孫2人が、我が家に泊まりに来た。
で、1月13日(月)の今日、
まだ孫たちが眠っている間に山登りすることにした。
できるだけ孫たちと一緒にいたいが、
山にも登りたい。(笑)
こうなれば、近くの山に御来光登山だ。
裏山の聖岳には年末に御来光登山をしているので、
今日は、天山。
今年も天山には何度も登ることになると思うので、
天山への「登り初め」を兼ねた、御挨拶登山。
天気もまずまずのようなので、
御来光を期待しつつ、朝を待った。

本日(1月13日)の日の出時刻は、午前7時23分。
余裕をもって、6時に家を出た。

6時半に天川登山口に到着。
車が1台駐まっていた。
先に誰かが登っているかもしれない。

6:33
ヘッドランプを装着し、登山口を出発。
なんだか、心霊写真のよう。(笑)


登山道は、氷の川と化していた。
滑らないように気を付けながら登った。

6:56
天山山頂に到着。


山頂には、2人の若者がいた。
駐車場にあった車の持ち主であろう。


挨拶をかわし、太陽が出る方向を見るが、
雲があり、御来光を拝むのは無理かと思われた。


それを悟ったのか、若者2人は、下山して行った。
私は、しばらく待つことにした。
風が強く、寒い。
石碑の陰で風を避けながら待った。


7:23
日の出時刻になった。
だが状況は変わらず。


数分後、雲の上部が明るくなってきた。


おお、イイ感じ。


時間がかかりそうなので、稜線歩きをしながら、眺めることにする。


雲に裂け目ができて、そこが明るくなってきた。


おっ、太陽が見えてきた。


7:37
太陽が顔を出す。
日の出時刻より14分遅れで、御来光を拝む。


待って良かったと思う。


美しい御来光だ。








だが、しばらくすると、太陽は雲に隠れてしまった。


本日の天山北壁。


天山北壁で遊んでいると、
再び太陽が顔を出した。


本日2度目の御来光。(笑)


朝陽で、雪が輝き始める。


まるで、宝石のよう。


いいね~


山頂へ戻る。


俺は足が長いぞ~(コラコラ)


下山にかかる。
登山道は氷の川になっていたが、
明るくなって見ると、とっても美しい。


棚田のように段になった氷は一層美しい。


いいね~


こちらは、


氷のすべり台のよう。


プチ氷瀑と呼んでもいいだろう。


こんな氷瀑がずっと続いていた。






氷の川の両側には、
10cmほどもある霜柱や、


美しいツララがあった。


なんだか、すごく得をした気分で、下ってきた。




駐車場には、一台の車もなかった。
さあ、急いで帰ろう。
孫たちが待っている。


この記事についてブログを書く
« 映画『すべては君に逢えたか... | トップ | 足毛馬・神崎鼻 ……干支の山... »