今日も不安定な冬の空模様
時折強い風が吹く中
冷たい雨が降ってたかと思うと
雨雲の隙間から陽が顔を出したり
そんな繰り返しの北陸の冬らしい天候…
なので
今日も休足日に…
まぁ
カミさんがどこかへ出かけて不在の
自由気儘な2日目だし
家にいても窮屈な思いをすることないから
ある意味で願ったり叶ったり？の休足日か…
でもこれから段々と本格的に寒くなり
走れない日が多くなってくるんだよなぁ〜
朝刊とともに郵便受けに届いてた
通販の某カタログ雑誌
僕あての…
去年だったか
朝刊に挟まれてたチラシをみて
何かを注文してそれ以来
かなり頻繁に届くようになった
僕が注文したのは
たしか男物のシャツか何かだったと思うが
送られてくるカタログ雑誌に載ってるのは
ほとんど女性物の衣料商品がメインだ
もちろん男物の商品もあるにはあるが…
それにしても
かなりの頻度と言えるほど頻繁な送付回数
月に1度どころか2度も3度も…
カタログの郵送料や印刷費だけでも
それなりに費用がかかってるはずで
果たして元が取れてるのだろうか？
たぶん
送付されたカタログで何度も注文する客が
世の中にはたくさんいるんだろうなぁ…
特に僕たちのようなリタイアした高齢者？
決して金持ちじゃないけど
ある程度お金の自由がきく…
通販って
イチイチ買い物で外出する手間も要らず
送料無料とかの宅配で届くし
支払いもカードなら楽でしょうがない
年寄りにはもってこいの仕組みか？
そんなカタログを見てると
絶対に必要とは思えないものの
欲しくなるような商品がたくさん並んでて
僕もつい注文してしまいそうになる
特に衣類とかじゃなくガーデン関係は…
まぁ無駄遣いのような気もするけど
注文することによって
ある程度日本経済が回ると考えれば
それなりに貢献してるのかもなぁ…
（そこまで大袈裟なことなのか？）
とりあえずは
欲しいものがあっても我慢ガマン…
お昼前に
元部下の親父さんの葬儀に顔を出しに…
式に参列したわけじゃなく
葬儀の前の早い時間に訪れ
焼香をあげに行っただけで…
まだガラガラの葬儀会場の駐車場に着いて
2人乗りのオープンカーを玄関近くに停め
降りてから礼服の襟やポケットを正してると
少し離れた喫煙エリアでタバコを喫ってた
男性2人が僕を見つけて歩み寄ってきた
ん？と
めっきり頼りなくなった視力の目を凝らすと
歩み寄ってきたのは喪主当人である元部下
そしてもう1人も元部下の男性で…
もう何年も会ってないのに
黒い中折れハットからのぞく金髪のロン毛
正体を隠すような大きいマスク姿が
一見して元上司の僕のだと
容易にわかったのだろうか？
まぁ
チームのメンバーたちによると
もとトップの幹部とは思えない
ロン毛の金髪や異様に見える若者風スタイル
オープンカーに乗ってることなどの派手さが
社内でも少し噂になってるらしいから…
どうもわざわざすいません
ありがとうございます！
喪主たる者がさ〜
外でのんびりタバコ喫ってていいのかよ〜笑
ニッと笑いながら頭を下げる懐かしい彼は
僕と似て頭髪も結構寂しくなっていて…
オレもう来年還暦ですよ〜笑
そうだよなぁ
オレがいま67歳で8つ違いだからなぁ…
お互いに
葬儀会場にはふさわしくない笑顔で
そんな会話を交わしながら…
昔なら60歳定年だったが
僕の退職のときは62歳までにのびて
いまは65歳までが現行制度
そのうち下手すると
年金支給にあわせて70歳まで働けと
彼の退職時にはそういうことになるかも…
果たしてそんな歳まで働けるのか？
手が震えてきたり老眼がひどくなって
身体を使う仕事は元より
事務仕事なんかも出来っこないよなぁ〜
焼香を済ませ遺族にもう一度挨拶したとき
喪主の彼の隣にはまたもや懐かしい顔が…
彼の奥さん…
彼女もまた元部下で
いわゆる社内結婚という2人のイキサツ
再び葬儀にはふさわしくない笑顔で
彼女とグータッチ…
もちろん彼女も笑顔を見せて
お久しぶりですと…
葬儀会場から家に帰ってきて
お昼前にボッチ昼飯…
昼飯はカミさんが作り置きして
冷蔵庫に入れていったピザトーストと
同じく作り置きのおでんなど…
昼飯を食べながら
伸ばした羽根もあと半日になったかと…
今晩遅くにはカミさんも帰ってきてしまって
2日間の1人の自由時間が終わってしまう
あっという間か…
そう思うと
すっかり忘れてた現役時代の
毎日曜日の夕飯時のブルーな雰囲気と
同じような味がする昼飯だと…
もう少し羽根を伸ばしたかったなぁ…
無理を言ってでも
忙しい独身キャリア女子を
デートに誘えばよかったと…
でもまぁ
我慢ガマン…
明日からは少しくらい悪天候でも
毎日走る日常に戻ることにするか…
いまはそれしか出来ないから…
ポンコツの老いぼれジジイでも…