森人 もりと

森では人も生きものも ゆっくり流れる時間を生きています

7月

2021-07-09 | 日記


 湖の方から、子どもたちの元気な掛け声が聞こえてきました。
 急いで湖岸に降りたのですが、もうカヌーは遠くに小さくなっていました。
 けれども、声だけはいつまでも湖面に響き渡っていました。
 去年はどこの学校も来ませんでしたから、なんとも淋しい7月でした。
 今年はコロナにめげず、よく来てくれました。
 子どもたちにとっては生涯忘れることのない、夏休み前の自然体験授業です。

 我々地元民にとっても、子どもたちの声を聴くのが、元気になれるいちばん
 の薬です。



 毎年くりかえされる梅雨の終盤の大災害ですが、テレビを見ているとあまり
 にも気の毒です。
 さらに避難所での感染も心配です。
 
 日本に住んでいる限りはしかたがないこととはいえ、3兆円あればかなり良
 くなったように思うのですが。
 なにせ祭り好きの国民性ですから、宴が始まって「勝ったの負けたの」にな
 れば、すべてを忘れてハイになっていくのでしょう。
 これまた感染が心配です。
 
 集団には、常に冷静にマネージメントできる人が必要ですね。



 今月は学校の夏休み、新盆、海の日、土用に大暑と、さまざまな行事が目白
 押しです。
 我々も何とか工夫して、液晶画面を通さないリアルな体験を、子どもたちの
 感性に届けたいと考えています。