写真は、12,000年前(縄文時代草創期)の世界最古の「丸ノミ形石斧」で、南さつま市加世田栫ノ原(かこいのはら)遺跡から発掘され、郷土資料館に展示されているものです。円筒形の片方を斜めに切って丸みを付けた形状で、現代のノミと比較して「ノミ?」と疑う形ですが、丸木舟を作る道具と考えられています。
鹿児島県掃除山遺跡でも同時代のものが発掘され、時代は下りますが、種子島、高知、和歌山、八丈島など黒潮に沿った地方でも発掘されているようです。
丸木舟は福井県鳥浜貝塚など、日本海側でたくさん発掘されていますが、その作り方は、焼いた石を木に置き、焦がしては削る根気のいる作業だったようです。
昨年10/8 鹿児島旅行2日目の記録で、「丸ノミ形石斧」を見ることはこの旅行目的でもありました。
鹿児島県掃除山遺跡でも同時代のものが発掘され、時代は下りますが、種子島、高知、和歌山、八丈島など黒潮に沿った地方でも発掘されているようです。
丸木舟は福井県鳥浜貝塚など、日本海側でたくさん発掘されていますが、その作り方は、焼いた石を木に置き、焦がしては削る根気のいる作業だったようです。
昨年10/8 鹿児島旅行2日目の記録で、「丸ノミ形石斧」を見ることはこの旅行目的でもありました。