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聖地巡礼-バイクライディングin北海道-
星置の滝
星置。美しい地名です。
この美しい名前の土地は、札幌市手稲区と小樽市星野町との境を流れる「星置川」に由来し、手稲山の北斜面から流れ落ちる星置川の右岸は泥炭地と湿地、左岸は砂地の土地でした。
今では住宅開発が進み、石狩平野の西の端のベッドタウンとして、また海岸部は工業団地とゴルフ場として、開発されています。
この星置川、由来はやはりアイヌ語です。
ソウシオキ(=滝が並ぶ)、又はソーポク(滝の下)に由来すると言われています。
今日訪ねたのは、星置川の二つの有名な滝、「乙女の滝」、「星置の滝」のうち、下流にある「星置の滝」。
手稲の市街地からも近く、星置団地から札樽自動車道の陸橋を越えてすぐ、手稲西小学校、手稲西中学校の手前をバス通りから石畳の遊歩道を150mほど歩いたところにあるという、アクセスのしやすさにまず驚きます。
この学校から上は、環境のよさを生かした病院、最新の老人ホームが並び立ち、明るい里山の風景が広がっています。
そのさらに上の方は採石場となっており、一般車は通行止めです。
星置川に沿って登りたいときは登山遊歩道を歩くことになりますが、なかなかいい道だと聞いたことがあります。
今日は買い物のついでにレガシィ君でやってきました。
滝周辺は駐車禁止です。
病院の入り口の脇にあるダートの駐車スペース(病院の立派は駐車場は正門の奥にありました)に、レガシィ君を止めさせてもらい、少し歩いて滝の入り口まで戻ります。
あたりはまさに里山の風景。
新緑が目にやわらかく、気温も10度前後ですが、春のほんの少しの肌寒さが心地よく感じられます。
向かいの山の斜面には野生の山桜が花をつけ、萌え始めた木々の中で明るいピンク色をつつましげに、でも自慢げに、風にそよがせています。
住宅街の中の星置の滝入り口のバス停まで戻ったら、そこから遊歩道で谷へと降りて行きます。
遊歩道はコンクリート製の擬木(ぎぼく)の手すりもつき傾斜もゆるやかな石畳の階段と坂。
それほどきつくなく、程なく谷へ降りられます。
道の向こうに山々の新緑が映え、とてもいい気分です。
谷に下りると、川に橋がかかっています。
この橋、私道なので渡ることはできません。
橋を渡らずに岸に沿って星置川を遡ります。
水音が涼しい散歩道です。
この道も50mくらいで石段となり、少し上がったところが行き止まり。
大岩の角を回ったところで道はなくなり、
代わりに大きな滝が全貌を現します。
星置の滝です。
2段に分かれて落ちるその滝は水量も多く、あたりに轟音をとどろかせています。
見事な滝です。
滝壺に向かう遊歩道はありません。
膝上まで濡れるのを覚悟するなら、川床を歩いて滝の下までいけます。
写真の左下、釣り人がいますね。
狙っているのは岩魚でしょうか。
あと少ししたら、この樹の葉が繁り、滝は枝の向こうに少しだけ隠れるようになります。
若葉繁る前の春の滝。
雪解け水の豪快な水しぶきと、とどろく水音。
春の光とほんの少し芽吹いた樹々。
今日だけの出会いに感謝して、この小さな旅を終えましょう。
この美しい名前の土地は、札幌市手稲区と小樽市星野町との境を流れる「星置川」に由来し、手稲山の北斜面から流れ落ちる星置川の右岸は泥炭地と湿地、左岸は砂地の土地でした。
今では住宅開発が進み、石狩平野の西の端のベッドタウンとして、また海岸部は工業団地とゴルフ場として、開発されています。
この星置川、由来はやはりアイヌ語です。
ソウシオキ(=滝が並ぶ)、又はソーポク(滝の下)に由来すると言われています。
今日訪ねたのは、星置川の二つの有名な滝、「乙女の滝」、「星置の滝」のうち、下流にある「星置の滝」。
手稲の市街地からも近く、星置団地から札樽自動車道の陸橋を越えてすぐ、手稲西小学校、手稲西中学校の手前をバス通りから石畳の遊歩道を150mほど歩いたところにあるという、アクセスのしやすさにまず驚きます。
この学校から上は、環境のよさを生かした病院、最新の老人ホームが並び立ち、明るい里山の風景が広がっています。
そのさらに上の方は採石場となっており、一般車は通行止めです。
星置川に沿って登りたいときは登山遊歩道を歩くことになりますが、なかなかいい道だと聞いたことがあります。
今日は買い物のついでにレガシィ君でやってきました。
滝周辺は駐車禁止です。
病院の入り口の脇にあるダートの駐車スペース(病院の立派は駐車場は正門の奥にありました)に、レガシィ君を止めさせてもらい、少し歩いて滝の入り口まで戻ります。
あたりはまさに里山の風景。
新緑が目にやわらかく、気温も10度前後ですが、春のほんの少しの肌寒さが心地よく感じられます。
向かいの山の斜面には野生の山桜が花をつけ、萌え始めた木々の中で明るいピンク色をつつましげに、でも自慢げに、風にそよがせています。
住宅街の中の星置の滝入り口のバス停まで戻ったら、そこから遊歩道で谷へと降りて行きます。
遊歩道はコンクリート製の擬木(ぎぼく)の手すりもつき傾斜もゆるやかな石畳の階段と坂。
それほどきつくなく、程なく谷へ降りられます。
道の向こうに山々の新緑が映え、とてもいい気分です。
谷に下りると、川に橋がかかっています。
この橋、私道なので渡ることはできません。
橋を渡らずに岸に沿って星置川を遡ります。
水音が涼しい散歩道です。
この道も50mくらいで石段となり、少し上がったところが行き止まり。
大岩の角を回ったところで道はなくなり、
代わりに大きな滝が全貌を現します。
星置の滝です。
2段に分かれて落ちるその滝は水量も多く、あたりに轟音をとどろかせています。
見事な滝です。
滝壺に向かう遊歩道はありません。
膝上まで濡れるのを覚悟するなら、川床を歩いて滝の下までいけます。
写真の左下、釣り人がいますね。
狙っているのは岩魚でしょうか。
あと少ししたら、この樹の葉が繁り、滝は枝の向こうに少しだけ隠れるようになります。
若葉繁る前の春の滝。
雪解け水の豪快な水しぶきと、とどろく水音。
春の光とほんの少し芽吹いた樹々。
今日だけの出会いに感謝して、この小さな旅を終えましょう。
コメント ( 6 ) | Trackback ( 0 )
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真夏の暑い日に行ったことがあります。
木々の葉が茂り川岸から滝は見ることが出来ずパンツのすそをたくし上げ川の中から滝を眺めて来ました。
星置川の名前がアイヌ語から来てるとは思いませんでした。
北海道にはアイヌ語から付けられた地名が沢山あるのでしょうね。
いつも樹生さんのブログにお邪魔して写真をみていて私もブログを始めたいなぁっと思っていたのですが私もブログを始めてみました。
夏の滝はまた、緑の中で涼しさが満喫できる素晴らしい滝だったでしょうね。
周りにはカエデ類の樹もあったので、きっと紅葉も見事なのではないかと秘かに期待しています。
季節ごとに訪れてみたい場所がまた増えました。
北海道の地名にはアイヌ語のものをそのまま日本語で引き継いだものが多く、自然とアイヌの人々の生活を表した美しい地名が多いですね。
私もほとんど知らないので、ツーリングに行った土地土地でその地名の由来を少しずつ調べて行きたいと考えています。
花さん、ブログはじめられたのですね。
よろしかったらアドレス教えてください。遊びに行きたいと思います。
ブログ始めてみたけれど使い方が分からなくって・・・
一日目はどうにか写真を貼り付けられたけど写真も下手だし文章力もないけれど暇な時に覗いて下さい。
アドレスって
http://blog.goo.ne.jp/hana0105
これどいいのかなぁ??
違っていたらこのコメントは削除して下さい。
花さんのブログに行けました。
素敵な並木ですね。
これからもよろしくお願いします。
いい名前ですね^^
札幌と小樽の間ですか~
あまりガイド本に載ってない滝ですよね?
始めて聞きました。
滝も水量が多くて迫力あるんでしょうけど
下から3つめの写真の風景好きです^^
場所は小樽市と札幌市の境界ですが、実際には札幌市の市街地の続きというか、中にある感じです。
ガイドブックにはまず乗っていないと思います。
写真を見てもこれが市街地のすぐ隣にあるとは思えないくらいですよね。
里山だけじゃなく近くの市街地も撮っておけばよかったかな…。