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振出しに戻る? (カブ乗り)
2020-12-13 15:00:10
樹生さん、こんにちは!

バイクの選定にあたって、色々熟考した所、ネモケンさんの「らいでぃぐ~」で勉強しながら、SR400に乗って、トラクションを感じるのがいいかな、と、方向性が決まってきました。

SR400は、FIとキャブ仕様がありますので、キャブのOHもいつかはしてみたい。と言う願望もあり、諸々のお話しを聞きに、バイク屋さんに出向きました。

店員さんに「SR400で、リアステアの、後輪グリグリのコーナリングがしたい」と言うと、「それなら、250TRは回らないエンジンなので、ヤマハのトリッカー辺りで、ダートの練習するといいよ」と薦められました。

私の説明不足か、理解力の欠如だと思うのですが、オフ車は、前後タイヤサイズが違うので、オーバーステアだし、そもそも、ダートトラッカーの様な走り方じゃないかな?と思いながら帰ってきました。

帰宅してから、困った時のブログ検索で恐縮ですが、↑の記事に、「ハンドリングの「アンダー」とか「オーバー」とかいうのは、バイクによって決まっているのではなくて、走り方や速度、状態によって変わるもの」とありました。

話を整理すると、①店員さんは「リアタイヤでグリグリ」と言ったのでスライド走行的なものをイメージした。②バイク歴や体力を鑑み、足つきの良いトレール車を薦めた。③前後タイヤサイズが違うものは、オーバーステアな傾向が強い(アンダーステアでも走れる?)④SR400で、「後輪一本で操っている感覚」とは、車重や、又、低速時でもトルクを強く感じる為。と、こんなところでしょうか?

樹生さんにお聞きしたいのは、知る範囲で結構ですので、250TRの様な、シングル250のトルク感と、前後タイヤサイズが違う車両のオーバーステアとは、フロントが外回りをしている感じでしょうか?と言う点です

よろしくお願い致します。

PS:「ライディング~」では、女性ライダーが、SR400でを恐る恐る(?)乗っていて、私も勇気付けられますが、いつの間にかドカティ乗りになり「マジか?」と思いました。



 
 
 
アンダーとオーバーは (樹生和人)
2020-12-15 21:01:27
カブ乗りさん、こんにちは。

ご質問ありがとうございます。
「前後タイヤサイズが違う車両のオーバーステアとは、フロントが外回りをしている感じでしょうか?」
こちらから。
まず、「前タイヤのサイズの方が大きいとオーバーステアになる」とは言えません。
グリップ走行を前提とすると、前タイヤの方が大きいと、アンダー傾向になると思います。
感覚的な話をすると、記事とは表現が変わりますが、
フロントががっちり食いついて、リヤから滑り出してしまうのがオーバーステア、
リヤのグリップが勝って、フロントが滑り出してしまうというか、旋回力が少ない状態なのがアンダーステアです。

フロントタイヤが大きくてオーバーステアになることをイメージすると、
フロントタイヤが大きく、重く、そのせいで低速でハンドルが覆いに切れ込んで来て、フロントから引きずり込まれるようにコーナリングする…または、フロントタイヤに乗っている感じでコーナリングしている…というのが、オーバーステアです。
でもちょっと速度が乗ったり、加速状態になると、こういうオーバーステアは消えると思います。
この低速でのオーバーステア特性の時も、タイヤの軌跡はフロントが外回りするように描かれます。

では、ダートトラックでのドリフト走行のイメージはといいますと、こちらはよくある画像を見れば一目瞭然ですが、逆ハン状態になってリヤがフロントの外を回っていきます。
ただ、これも、プロの運転ですと、確かにバイクを基準と考えると、大きく逆ハンドルを切り、タイヤの軌跡もリヤが外側ですが、フロントタイヤの向きと実際のライダー込みの車体進行方向を見ると、実はフロントはイン側に切れていることも多いのです。つまり、進行方向から考えれば、インに切られたフロントの外側を、もっとインを向いたリヤタイヤがエンジンパワーで半分グリップを失いながら通っている…ということになります。
「頭文字D」のいう漫画のごく初期でガソリンスタンドの店長が「ドリフト中の車は基本アンダーステアなの」と言うシーンがありますが、グリップを失った状態でオーバーステアだと、安定したドリフトにならず、すぐスピンモードに入ってしまいます。だから、車体セッティングとしては、ドリフトを本当に多用して速く走る場合、「どアンダー」にセットして、ドリフトしてアンダーを消しながら曲がっていく…ということになります。

ああ、こういうふうに言うから、アンダーステアとオーバーステアが混乱するのですが……。

さて、
「250TRの様な、シングル250のトルク感」
ですが、実際に所有したことがないので、推測になります。
この答えは私が大間違いしている場合もありますので、注意してください。

250ccシングルとはいえ、エストレアと同じエンジンの250TRは、リヤタイヤで地面を蹴ってはしる感覚は、十分味わえると思います。
たぶんバイク屋さんは、「、リアステアの、後輪グリグリのコーナリングがしたい」から、
「ぐりぐり」を、半分スライドしてるみたいなイメージでとった(カブ乗りさんまとめの①で合ってる)
それで250ccでそういういざとなったら開けることで即座にリヤタイヤのスピン(スライド)に落ち込める、「弾けるレスポンス」のトリッカーエンジンを薦めた、ということだと思います。

で、
SR400がメインになる場合、セカンドバイクとして、ダートでスライドしたり、軽いジャンプしたりして遊べるトリッカーを、TRよりも薦める、というのは、正解だと、私も思います。
バイクの基本は、タイヤを滑らせる感覚を身体で理解することです。
これは、どんなバイクでも通用する、本当の基本になります。
それを低い速度で安全に体験できるダート、そして軽いオフバイクは、絶好のレッスンマシンになります。
振り回せるサイズ、250としては実は強力で、有効なエンジンパワー、そういうのを考えると、トリッカーはいい選択です。
セローも(もう中古でしか買えませんが)いい選択になると思います。

長すぎますね、すみません。
説明したりないところなど、疑問ありましたら、お願いします。
 
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