最近は スマホでも ラジオ放送が聴けるようになっています。
テレビ時代になって ラジオを聴く機会が 無くなってしまったり 減ってしまった人も多いのではないかと思いますが 我が家では 結構聴いていた方なのかも知れません。
数年前までは 事務所に有ったラジカセで、最近は 携帯ラジオ、スマホで・・・。
お昼時間になると NHKラジオ 第1放送を 聴きたくなることがあります。
それは 昭和20年代、30年代に 子供の頃、北陸の山村の暮らしの中で お昼時間 茶箪笥の上に 鎮座していたラジオから流れていた 「ひるのいこい」のテーマ曲が 未だに 流れているからです。
当時の北陸の山村では 「田植え休み」「稲刈り休み」等という 数日間の休校もあったくらいで 子供が農作業を手伝うのが当たり前の時代でした。
お昼時 ドロンコになって田圃から引き上げて 家の前の沢水で手足を洗い流していると 開け放った茶の間から 流れてきていたのが 「ひるのいこい」のテーマ曲でした。
晴天の日、時には 遠くから トンビの ピー ヒョロローが聞えてきたり ヒバリが 上空で 囀っていたりした 農村の情景と のんびり、のどかな ひるのいこいのテーマ曲が 重なって インプットされていて 故郷を想い浮かべる時の原風景の一つになっているのです。
番組「ひるのいこい」は 昭和25年にスタートした 「農業のいこい」という番組の後を受けて 昭和25年に始まった番組なんだそうですが 現在も放送されており 既に60年以上続いている NHKラジオきっての長寿番組です。
60年以上もの長い歳月、すっかり時代は変わりました。生活様式も変わりました。そんな激しい社会の変化にも拘わらず あえて ゆったり ほのぼのとした番組スタイルを 変えることなく 放送を続けています。
古関裕而作曲の 「ひるのいこい」のテーマ曲も 昔と全く変わっていません。
番組の冒頭から エンディングまで ゆったり のんびり 流れています。癒されます。
現実の生活から一瞬 隔絶するような感覚にすらなってしまう番組ですが 何時までも続いて欲しいな等と 思ってしまいます。
Youtubeから 共有させていただきました。
お時間お有りの方には Youtubeで ご視聴下さい。
「昼のいこい」のテーマ
そして何時しか、ほのぼのとした気持ちにさせられます。
どこかまったりとしたアナウンサーの語りもいいですね。
二度ほど義姉の俳句が取り上げられた日
みんなで車に乗り込み耳を傾けた事も懐かしく蘇ります。
コメントいただき 有難うございます。
かたくなに 昭和20年代から スタイルを変えないで放送している っていうのが さすがNHK 凄いですね。
あのメロディーを聴いて 人それぞれ 思い浮かぶ映像は 違うのかもしれませんが やっぱり 育ったふるさとの情景や思い出が 甦ってきます。
現実は現実として、気持ちだけでも ゆったり、まったり いきたいものですね。
私は出だしが寅さんの曲と似てるなぁと思いながら聞いてます。
農事放送通信員(でしたっけ?)なんて言葉が通用するこはここだけですね。
まさに越後の農村の風景そのものです。
古関祐而氏の作曲とは知りませんでした。
この曲を聴くとなんとなく気持ちが落ち着きます。
確かに ちょっと似ていますね。
どちらも 牧歌的というか まったりする雰囲気。
今の都会の子供達には いくら説明しても こういうイメージは わいてこないでしょうね。
sibuya様も・・・。
なーんか いいですよね。
ゆったり、まったりした 農村風景が 脳裏に浮かんできます。
昭和の時代への 郷愁でも有るんでしょうが。