たけじいの気まぐれブログ

記憶力減退爺さんの日記風備忘雑記録&フォト

踏ん切りを付けて再開爺スイム

2021年06月16日 21時26分51秒 | スイミング

2回目のファイザー社製の新型コロナウイルスワクチンを
接種してから10日が経過した。
当地の「緊急事態宣言」は 未だ解除されていないが、
利用しているスイミングクラブは 
「営業時間短縮」等、一部制限付きで 営業を再開している。
ワクチン接種が済んだ後も、
当然、マスク着用、アルコール消毒等の感染防止対策、
不要不急の外出自粛等は、継続してはいるが、
そろそろ我慢の限界?
   踏ん切りを付けて再開爺スイム
19時~19時45分(時間短縮措置のため)
今日、約2ケ月振りに 成人クラスレッスンに出席し、
先程帰ってきたところだ。

今日は 背泳ぎ中心のレッスンだったが、
2ケ月間のブランクは、老体にはきつく
無理せず、慣らし運転?
それでも 本当に久し振りにプールの感触を楽しみ、
心地良い疲労感とすっきり感を覚えているところだ。


「そうか!、そうか!」、
「なるほど、なるほど」・・・と 
一人悦に入った水泳関連サイトが有り、
リンクを貼らせていただくことにする。
「良いことだらけ!、水泳が人生を変える5つの理由」
 → こちら


 

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「中宮様は生涯の主人」・まんがゼミナール「枕草子」その9

2021年06月16日 09時08分03秒 | 読書記

足腰大丈夫な内に出来る限り、不要雑物処分・身辺片付け整理をしよう等と思い込んでからすでに久しいが、正直なかなか進んでいない。それでもここ2~3年には、押し入れや天袋、物置、書棚等に詰まっていた古い書籍類をかなり大胆に処分してきた。ただ、中には「これ、面白そう・・」等と目が止まり、残してしまった書籍もまだまだ結構有る。その中に 漫画家赤塚不二夫著、元東京学芸大学附属高等学校教諭石井秀夫指導の古典入門まんがゼミナール「枕草子」(学研)が有る。多分、長男か次男かが、受験勉強中に使っていた「枕草子」の解説本・参考書の一つのようだが、錆びついた老脳でもなんとか読めそうな、まんがで描いたくだけた内容、その内いつか目を通してみよう等と仕舞い込んでいたものだ。ながびく新型コロナ禍、不要不急の外出自粛中、ふっと思い出して、やおら引っ張りだしてみた。当然のこと、本格的な「枕草子」解説本、参考書とは異なり、限られたサワリの部分に絞ったものであるが、学生時代に多かれ少なかれ齧っていたはずの日本の代表的な古典、清少納言の「枕草子」も、ほとんど覚えていないし、「古典」に疎く、苦手な人間には、十分楽しめそうで、御の字の書である。(以上 過去記事コピペ文)


「中宮様は生涯の主人」・まんがゼミナール「枕草子」その9

第93段 「無名といふ琵琶の御琴を」
「無名(むみょう)」という名の琵琶を素知らぬふりをして、この琵琶の名はと聞くと、中宮定子は、すかさず、「無名」に引っかけて「名も無し」と答えるが そうした中宮定子の才智、機知に、清少納言が感動している段。
中宮定子は 清少納言を上回る才知の主で、中宮定子の部屋は、常に教養を競い合う場所だった。中宮定子有ったればこそ、清少納言が有ったとも言える。

帝がおいでました。
ええもの、見せたりましょう。
そなたも、つまびいてみるか・・・、
ありがたく、拝見いたします。
♫♫ビビーン♫♫
この琵琶は、何という名でおます?
ほんにつまらぬものどす、
名も無くて!
うまいしゃれやで。
「無名」というのがこの琵琶の名なのや!、
まあ!、宮様、何というセンスの良さ。
中宮様の御妹おいでました。
ええ琵琶やね!、
私は父君からもろた立派な笛がおますけど・・・・。
その笛、弟の隆円におくなはれ。
ワテのところにすばらしい琴がある。
それと取り替えてえな!、
いなかへじ。
えっ!、
いなかへじ。「いやよ、取り替えへん」ということやおますえ!
隆円僧都はん。
「いなかへじ」というのは、
一条帝のコレクションにある笛のことでおます。
グスン!、
ああ、何というウイットに富んだお方でおますのやろ。


原文だよーん

無名(むみょう)といふ琵琶の御琴(おほんこと)を、
上の持てわたらせ給へる、
みなどしてかき鳴らしなどする、といへば、
弾くにはあらで、緒(を)などを手まさぐりにして
「これが名よ、いかに」
とか聞こえさするに、
「ただ、いとはかなく、名もなし」
と宣(のたま)はせたるは、なほいとめでたしとこそ覚えしか。


(注釈)

「無名」という名の琵琶の御琴を、主上が持ってこちらにおいであそばし、女房たちが弾いて試しなどしているということなので、私は 弾き鳴らすわけではなくて、緒などを手でいじったりして、「この名前ですが、どのように申しますか?」と、中宮様にお聞きすると、中宮様が 「ただもう、全くとるに足りなくて、名も無い琵琶なのよ」と仰せあそばさしたのは、やはり実にすばらしいことだと感じられたのである。


 

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