本当に危ないところを見つけてしまったという神スレ

数日前、某まとめサイトで知った「蓋スレ」と呼ばれる、2chのオカルト板を中心に展開したやりとりの
存在を知ってしまい、そのまとめサイトを数日掛けて完読してしまいました。
御存知の方もおられるかも知れませんが、「本当に危ないところを見つけてしまった」というスレタイで
GOGO→HINAという人が「岡山にいて、とある柵のある場所に肝試しをしに行ったら地面に扉があって
そこに仲間数名が入っていったら何かがいて逃げてきたが1人行方不明になった」という感じの書き込みをして
その手がかりを掴みに通称「黒帯」、そして「区らしき市民」という二人のコテがそれぞれ突入、
ところが黒帯氏は行方不明、一方で区らしき市民は柵と蓋の画像を投稿して…

その手がかりを掴むためにスレ民が探索に乗りだし、最初の書き込みらしき柵が見つかるも
蓋が見つからない。そうこうしているうちに二転三転したまま、あるとき
話の黒幕とも言える男が現れ、あれは釣りで、黒帯も自演だった事が明らかに。
でも、じゃあ区らしきの柵と蓋、そして彼が倉敷の柵に残した地図の真相は？

その後、隣の広島県福山市にて区らしきの柵が見つかり、そこで黒帯の供養が行われ、
スレも終焉…と思いきや数年後に事は動きだし、最終的に蓋は見つかったのですが、
それは意外なところにあって驚きました。
そしてそこに現れた区らしき氏が空かした地図の秘密には笑ってしまいましたｗ

これだけじゃよう判らないでしょうが、時間があれば一読いかがでしょうか。
書き込みや画像から得られた情報を頼りにその場所を突き止める、釣りでも壮大で面白い。
こういうのは本当にロマンがあって大好きなのです。

ちなみに区らしき氏の柵は、福山の近辺の地図が出てきたときにGoogleアースで見つけてしまいました[MAP]。
見つけたときは感激しましたよ。でも残念ながらストリートビューで見たときは撤去されていたようです。[View]
（20160505追記：2013年10月当時は健在だったそうです。[こちら]）
そして区らしき氏の蓋の方は健在でした。[View]

[蓋スレ倉敷編]
[蓋スレ完結編]

数日読んだけどすっかり世界に入り込んじゃって読み終わったら何か寂しいｗ
もう10年前後も前のやりとりなんですね…まるでタイムスリップした先から戻ってきたみたいな気分です。
当時はGoogleマップが出来るかどうかって頃で、ストリートビューも日本で対応したのが蓋が見つかる翌年だから
当時は本当突き止めるツールが少なかった。
でも、だからこそあそこまで盛り上がったんだろうなぁ、文明の機器は便利だけど、無いことによる
盛り上がりが望めないのは何かもったいないかも。
まぁあるに越したことはないんだけどね、自分はスレの流れを楽しむために併用していたしｗ
ともあれこの数日はちょっとした「心の旅」を経験できました。
もし何かの機会に倉敷や福山に行く機会があったら、あの現場を一目見てみたいものですな。

しかしまぁ、最初はいけ好かなく思えた区らしき氏は当時の突撃班が皆いなくなった最終盤には
すっかり面白いジョーカーって感じで好感が持てるように思えましたｗ
といいますか、関連して見つけたとあるブログの方の言うとおり、本当は良い奴なのかも知れません。
ともあれ、今は遠い昔のあまりにも壮大で、最高に魅力的な、伝説のドラマに乾杯!