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日記、日々の想い 

メーガンって、いったい…

 妃とは、言わない。この女性は、一体何なんだろうか?こんな文章を書くと、女性から反感を抱かれてしまうのかも知れないが。別に、他国の、ましてや王室の話など、どうでも良いことなのだが。うっかり、ワイドショーの報道などを見てしまうのがいけないのだが、耳にすると気分が悪くて仕方がない。女王陛下の孫で、皇太子の次男の王子と結婚した、この米国人女性は、離婚歴がある。母がアフリカ系のハーフで、加えて、両親も離婚している。まあ、そんなことは、人それぞれだから、どうでも良い。売れない女優だったことも、どうでも良いこと。父親が、自己破産しているような問題のある人物で、娘が、王子との交際の過程で父親を遠ざけ、父親が、娘の英国の国家を挙げた結婚式に呼ばれなかったことを、マスコミに出て来て、あげつらっていたことも、仕方がない。しかし、最近の振る舞いは、どうなんだろう?
 米国の人気黒人女性キャスターのインタビューを受けて、英国王室の内幕暴露をして、激しい批判をしたのだ。何が、何処まで、本当なのかは、知らないが。曰く、アフリカ系の血を引く我が子が、差別的な扱いと受けているとか。自分は、王室内で、差別を受けているとか。
 そして、この話は、人種や、性などあらゆる差別の問題で、分断された米国社会の、大都市圏を中心に多数派占める差別反対派市民を中心に、強い反響と支持を受けているようだ。しかし、そもそも、自分は、現代の米国で展開されている人種差別反対運動を、素直に共感出来る代物では無いと思っている。
 多発した白人警察官による黒人青年に対する殺害事件などの証拠映像は、その都度、テレビで流れた。映像は、白人警察官の、幼気な黒人青年に対する野蛮な暴力の証拠として放映されて、日本のテレビ局も、同じ論調で報道していた。しかし、その生々しい映像を見た自分の印象は、ごろつきとは言わないが、突っ張った若者が、警官に挑発的な態度で、不審者のように振る舞い、それを、警官が必死で取り締まる過程で、偶発的に起きてしまったようにも見えたものが多かった。確かに、白人警察官は、屈強そうだった。取り締まりも、感情がこもってしまって、少し、激しくなってしまったのか、とも思う。しかし、黒人青年の挑発的な態度もかなり酷くて、持て余した上での不可抗力では、と感じたのだ。しかし、一方的に悪いのは警官と、マスコミも、大都市の市民を中心とした世論も、批判していた。そんな世情に反発しているだろう保守系の市民がいて、その心情を巧みに汲み取り煽る前大統領の支持層が岩盤なことも、理解出来るような気がした。例えば、日本で、暴走族が露骨な交通妨害行為をしていて、取り締まろうとした警察車両に抵抗して、勝手に自爆して亡くなったとして、何処まで心底同情出来る人がいるだろうか、と言うことだ。しかも、このコロナ禍で、日本人を含めたアジア系に対する差別も横行して、その加害者が、粗暴なアフリカ系だったりする。差別問題など、それほど、複雑で、微妙な問題だ。自分には、とても、現代の米国の差別反対運動を、暗殺されたキング牧師の時代の、崇高な理念に基づく運動と、同列には考えられない。
 その前提の思いが、まずある。そして、メーガンは、アフリカ系の血を引くことを武器に、その多少胡散臭いが、盛り上がっている運動を、まんまと利用しようとしているように思える。二として、保身、一には、もちろん、金儲け。彼女は、もともと、差別概念の象徴、階級社会、階級主義の頂点に君臨して来た英国王室に、自ら望んで、王子と結婚して入ったのだ。王室は、平等概念を徹底するのなら、その存在自体が、否定されなければならない。だから、王子との愛があったとしても、もし、平等概念を実践するなら、王室に入り、王妃の地位を得るべきではなかった。少なくとも、王室を半ば離脱し、批判し始めた時点で、王妃の称号など、自らかなぐり捨てるべきだった。それでなければ、理屈が合わない。
 彼女は、王室批判、内幕暴露をしながら、称号も利用して、ビジネス展開、年収百数十億円相当と言う。王子は、今や猿回しの猿で、夫婦間では、ヒモというところか。今度のインタビューでも、聞き手の人気司会者の事務所に、十数億円相当の巨額の金が動いたらしい。この黒人女性司会者も、億万長者で、金満女性同士で、タッグを組んで、英王室を叩きネタにして、一儲けと言うことなのだろう。現代の米国では、市井の白人警察官などは、こうした黒人セレブなどから、口先で、もっともらしく批判されて、奈落に突き落とされるのだろうか。
 ワイドショーで、メーガンを批判していたコメンテーターの意見で、納得出来た話があった。彼女は、セレブ思考で、英王室に入ったが、意外と公務が面倒臭くて、規制も多く、うんざりして、放り出したのだろう、と言うのだ。それでも、転んでも、タダでは起きず、英王室を叩いて商売していると言うことか。
 まあ、なかなかにしたたかで、図太く、逞しい女性だが、人間としての品位は感じない。自らの身勝手から生じた不都合を、差別問題に重ね合わせたりして、問題を汚さないで欲しいものだ。自分の非は認めず、周囲に責任転嫁して、しかも攻撃する。心理学で言う自己拡張型人格の典型のように思える。
 女王陛下は、第二次世界大戦以降、植民地独立などにより、没落していく大英帝国の希望として、即位した方だ。旧帝国内では、未だに尊敬を集めて、現代でも女王を君主と仰ぐ国も、英国以外にもある。それは、女王が、国家の象徴として、国家国民に献身して、質素倹約を尊び、王室財政を国民に負担を掛けないよう改革するなどしてきた姿勢が尊敬されているのだろう。故ダイアナ元皇太子妃の問題などで、権威が傷つくこともあったが、史上最長の在位を全うしてきている。大英帝国中興の祖のエリザベス一世の名前を継ぐに相応しい偉大な女王、女性のように思える。今は、お婆ちゃんだが、若かりし日は、飛び切りの美人でもあった女王。その顔にも泥を塗りながら、稼ぎまくるメーガンって、ね。もう、不快過ぎて、二度とこの話題に触れることはないが。
 
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