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日記、日々の想い 

飲み屋が、半年時短って⁉︎

 まあ、関西都構想の府で、そう言う事に、なっている。良く暴動が、起きないもんだね。感心する。飲み屋が、夜8時、9時に終わって、良く行く気になる客が、いるもんだね。或いは、一人暮らしで、外食をしたい人もいるから、それでも有りとして。飲み屋は、商売になるの?

 昔、社内の長期研修で、関西から出向されていた少し年上の人と、親しくなった。都内の社宅で、一人暮らしになってしまっているから、研修が終わったあと、その夕食に付き合った。もう、自分も、結婚しているから、外食の必要はないのだが、寂しそうだったし、自分も、ちょっと飲みたいから、と言うのもあった。

 場所は、会社の本社のあった都心の古い街。会社員目当ての飲み屋街だ。彼が言うには、関東には、めし屋がないのだそうだ。飲み屋ばかりで、食べ物は、基本つまみ。だから、彼が食べたいガッツリした食事を出来るところがない。
 まあ、その時代でも、繁華街では、高級店でなくても、レストランは、いっぱいあったし、夜でも困ることは、無かった筈だ。しかし、その問屋街エリアにある会社員の街では、彼の望む庶民的な定食屋は、夜にはなかった。昼の定食屋も、つまみ中心の飲み屋になってしまっていた。彼は、お酒が、あまり強くなかったので、かなり、それが辛かったようだ。彼の話では、関西では、庶民的な飲み屋街でも、ご飯をいっぱい食べられる、と。自分は、もちろん、自宅に帰れば、食事があるので、つまみだけで飲んでも、困ることなどない。何より、そんな下町の会社員の街で、最初から勤めて、先輩に引き摺り回されてきたから、つまみで飲んで、軽く締めるのが、当たり前だった。

 関東と関西では、そんなに違うのかと、思わされたものだ。ひょっとすると、ちょっと下戸だった彼の思い込みの愚痴だったのかな、とも思うが。ただ、そんな風に、食事中心でしたい人も多くて、関西は、あんなに時短していても、保つのかな。でも良く保つなと、不思議にも思っていた。府の中心街が、去年から、時短しているのは、自分は、もちろんずっと気付いていたから。

 東京キー局のコメンテーターたちは、とっても都知事が嫌いらしくて、何かと言うと悪く言っている。一理あることもあるが、例えば、昨年暮れの政府の時短要請を、蹴った時など、別にそれで、良いんじゃないかと、思った。自分が、もう飲み屋など、一切行かない、飲み屋に行きたがる人とも付き合わない、介護される必要もまだ無いとなると、行きたい現役世代と、自分は、関わらないのだから、好きにすれば良いと言う無責任な気持ちもあった。
 ただ、何より、感染は、拡がりそうだし、そんなことをやっても、結局、収まらない。そう、思ったからだ。しかし、緊急事態宣言になると、時短の効果は、否定出来なかった。ただ、関西は、事前に時短を、実施していたから、早く宣言が、解除出来た。府民だけでなく、協調的な政府や、評論家気取り芸能人にも人気のある若い知事は、素晴らしい。それに、引き換え、怖いだけの都知事のおばさんは、どうなのよ、と言うことにも、なっていた。
 そんなもんかな。結局、変わんないよ、と思った。で、結果は、ゆらゆら泳ぐまんぼうだ。考えようによっては、暮れまで、夜10時迄、営業出来ていた都内の方が、ましなんじゃない?と、思えてしまう。緊急事態宣言解除されても、結局、府の中心部は、夜9時迄、時短を続けていた訳だし。
 やっぱり、人気の高いらしい府知事も、何にも、出来てないじゃん。もう、病床も逼迫していると言うし、時短も、都内と同じで、隠れて営業している店はあるらしい。府職員をこき使って、見回りをさせているようだが。格好付けで、職員を疲弊させるだけで終わらなければ、良いけどね、と言う感じ。

 都は、まんぼうゆらやらは、様子を見るらしい。何か、構図としては、若くてやる気があって、焦って空回りする府知事が、先出しじゃんけん。潔さに、人気だけはある。老獪で、狡猾な都知事は、後出しじゃんけんで、得をしそうなものだけど、その姿勢を批判されて、それより、何より、措置が遅くて、なかなか収拾がつかなくなっている。そんなところだろうか。どっちも、どっち。

 ただ、病床を、まず増やせ、一年経ってもまだ出来ないのかと、騒いでいる人たちも、ちょっとおかしい。コロナ病棟や、コロナ対応医療従事者って、配置を固定化すれば、他に、転用出来ないんでしょ。例えば、コロナ感染が減った時点で、配置を戻せば、感染が拡がった時点で、コロナ以外の患者を、叩き出して、また、元に戻す。そんなこと、簡単に出来る?出来る筈ない。
 だから、結局、コロナ対応の病床、人員を、固定的に確保すると言うことは、それだけの余剰設備、人員を作ると言うことだよね。それが、内実、半ば破綻状態の保険財政に、たいした補填もしなくて、出来る訳ないよね。設備はともかく、人員をぎりぎりに絞ってきた医療現場で、余剰人員の別途確保なんて、出来る訳がない。

 バブル崩壊迄は、上級職から、初級職まで、甘い汁を吸ったような厚生関連の役人たちが、いた。放漫経営にどっぷりの医療施設の経営者たちが、いた。だらしなく薬漬け、治療漬けを望む患者たちも、いた。その結果、医療資源を削れるだけ、削ってきた。そのつけが、回っている。そう言うことなのだろう。

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