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日記、日々の想い 

帰りは、お茶に行く…

帰りは、また
お茶に、誘われる
悪い気は、しない
自分が、生きて来なかった
そんな世界の人たちだ
男性たちは、手続きの日に
一緒だった、あの連中だけど
女性たちも、別々に来ていた
自分と、同世代の主婦風ふたり
30代らしき女性
更には、ハイティーンがひとり
この子は、ちょっと可愛いい
ただ、正直
10代は、ひとりだけで
20代も、いない感じ
違和感ありありで
いつまで、持つかなと
そんな感じだった
逆に、その年齢層が
いないと言うことは
このスクールの
現実だな、とも思えた
業界、最底辺みたいな
だいたい、若い子だったら
本格的な劇団の養成所や
大学や、専門学校
プロの指導者について
個人レッスンを、受けるとか
いくらでも、道はある
自分のその後の経験で
そのことは、よく分かった
だから、やはり
若い子が、いない時点で
このスクールの可能性は
まあ、お察しな感じだ
当たり前だけどね
カルチャーセンター感覚で
ど素人に、最低限の
演技指導
学費を、稼ぐ
続ければ、程度の良い
エキストラ仕事を
紹介するのが、業務内容
紹介した相手先と
紹介された登録者と
双方から、紹介料を貰う
その辺りの業務の性格は
ただの、底辺の
短期、日雇い労働の
人材派遣業って、ことになる
まあ,自分は
こんな業界のことは
まったく、知らなかったけど
それなりには
企業の営業活動の
最前線を、潜り抜けてきた
だから、結局は
食い扶持を稼げる
要するに、儲ける
そうでなければ
どんな、企業活動も
成り立たない
そんな、社会に生きる
根本の有り様は
骨身に沁みて
思い知らされてきた
別に、特別に
過酷とか、悲惨とか
そんなことじゃない
あるゆる生物は
常に、養分を摂取しなければ
生き永らえられない
動物ともなれば
必ず、食べていなければ
生き永らえられない
草食獣は、一日中
草木を、食べて、食べ歩く
肉食獣は、獲物を
捕らえる迄は
ひたすらに、空き腹で
彷徨き回る
人間は、雑食の動物だからね
食べて、食べ歩いて
まだ、空き腹なら
獲物を、探して
ひたすら、彷徨くしかない
当たり前の話だ
そう思えば、やっぱり
もう、若くもないのに
ただ、夢見がちで
特に、こんな業界を齧って
食えなかったのに
まだ、こんところで
こうしている、燻っている
彼らは、ただ
生存競争の、落ちこぼれ
なのかも知れない
もちろんのこと
理屈だけ理解してるけど
そうは、行動出来ない
自分も、含めてね
とにかく、そのお茶時間は
それぞれの、身の上話から
話が、膨らんでいった
自分は、取り敢えず
男性たちのど真ん中で
彼らの話を、聞き始めた…
        to be continued

 
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