子どものおまえは
よく考えていたよね
でも、じいさんになって迄
また、時々
おんなじこと
考えてるよね
どうしてだろう
もう、分からない
じゃないよね
多分、分かってる
どうしても、それが
分からないことだってね
おまえは
何故、おまえで
何処から、来たのかって
母と父から、生まれた❓
いや、そうじゃないな
その時に、あったのは
この身体の萌芽で
でも、それは
この思っている
"おまえ"じゃないよね
そこに、"おまえ"は
なかった
そう思う
でも、そうして
思っている
おまえは
確かに"おまえ"
そうも、思っている
そして、そのおまえも
間違いなく"おまえ"
ただ、子どものおまえは
"おまえ"と言う
その思いが
消えてしまうことが
凄く、凄く怖かった
でも、きっと
死ぬって
そう言うこと
なんだろうなって
思っていた
いや、それだけは
分かった
でも、その思いが
"おまえ"が
なくなること
その虚無は
やっぱり、分からない
分からなかった
子どものおまえは
その虚無を
その虚無の感覚を
いや、感覚がなくなり
おまえが
宇宙と向き合っている
思いと言う
"おまえ"
小宇宙が、失われること
その恐怖は
身体の芯迄、染み尽くす
ずっしりとして
撥ね退けられない…
でも、いつからか
おまえは
そこ迄は
考えない
考えることを
止めることが、出来る
そう出来るように
なったんだよね
それも、どうしてか
分からない
自然に、だ
今は、何か
苦しくない
ふと、そんな
あれこれ、思うけど
なんとなくな、だけ
だから、もう
怖くなんてないけど
"おまえ"が
なくなる、と言うこと
でも
みるみる
近づいているんだろうな…
よく考えていたよね
でも、じいさんになって迄
また、時々
おんなじこと
考えてるよね
どうしてだろう
もう、分からない
じゃないよね
多分、分かってる
どうしても、それが
分からないことだってね
おまえは
何故、おまえで
何処から、来たのかって
母と父から、生まれた❓
いや、そうじゃないな
その時に、あったのは
この身体の萌芽で
でも、それは
この思っている
"おまえ"じゃないよね
そこに、"おまえ"は
なかった
そう思う
でも、そうして
思っている
おまえは
確かに"おまえ"
そうも、思っている
そして、そのおまえも
間違いなく"おまえ"
ただ、子どものおまえは
"おまえ"と言う
その思いが
消えてしまうことが
凄く、凄く怖かった
でも、きっと
死ぬって
そう言うこと
なんだろうなって
思っていた
いや、それだけは
分かった
でも、その思いが
"おまえ"が
なくなること
その虚無は
やっぱり、分からない
分からなかった
子どものおまえは
その虚無を
その虚無の感覚を
いや、感覚がなくなり
おまえが
宇宙と向き合っている
思いと言う
"おまえ"
小宇宙が、失われること
その恐怖は
身体の芯迄、染み尽くす
ずっしりとして
撥ね退けられない…
でも、いつからか
おまえは
そこ迄は
考えない
考えることを
止めることが、出来る
そう出来るように
なったんだよね
それも、どうしてか
分からない
自然に、だ
今は、何か
苦しくない
ふと、そんな
あれこれ、思うけど
なんとなくな、だけ
だから、もう
怖くなんてないけど
"おまえ"が
なくなる、と言うこと
でも
みるみる
近づいているんだろうな…