武内 ヒロク二

このブログは、武内ヒロクニの絵の紹介や、家での出来事を妻が語ります。
日々、徒然。

プリミティーブな頭部(色鉛筆作品紹介744)と 輪廻転生を妄想す。

2023-09-02 16:57:06 | Weblog

色が重なっているようで、重なっていない。

積み木のような頭部の絵。

古代遺跡の“モアイ像”のような。

武内のプリミティーブな感性が見られます。

古代と言っても古代ギリシャやヨーロッパのではなく、

南米やアジア、古代のインディアンに通じるスタイル。

当人は、ヨーロッパが好きなのに、

友人から、「インドネシア行ったら、武内さんみたいなんの何ぼでもおるで。」と言われたと。

「俺、そういわれてガックリよ。」と肩を落としながら話していました。

「所詮は、島民なんよ。」

という事に落ち着き、徳之島のことを思っていたようです。

話を戻します。

わたしは生まれ変わり、輪廻再生はあると思っているので、

「もしかしたら、前世でも絵を描いていたのと違う?

 土器に絵付けをしていたり、レリーフを作っていたり、

 古代の時代に大きな像を作る現場のアートディレクターだったりして。」と言うと、

「そういうことはあるかもしれない。」と、うなずいていました。

ちょっと否定して欲しかった。

野蛮な武内像を想像すると、あまりにも似合いすぎる。

普段でも文明の利器を壊すのが上手な人で、

家にあるCDラジカセのボタンを強く押しすぎて、

ボタンがめり込み奥に引っ込んでしまったことがある。

かなり激しくめり込んでいて、客人がそれを見て「信じられない。怖いな。」と。

使わない家電は、すぐに外の庭に出すし・・・。

わたしはその様子を見つけては、

「雨に濡れたら使えなくなるでしょ。」と言いながら、

家電を家の中に戻すのがわたしの役割。

ヨーロッパに憧れがあるというが、この調子なんです。

 

ただ、ヨーロッパ、フランスによく行かれる画家の方が言うには、

「武内さんは、フランスで受け入れられると思うよ。

 フランス人こういうの好きよ。」と言い、

「フランスで個展をしたらいいのに。」と言ってくれる。

フランスには全く行った事がなく、美術事情も知らないので、

よく分らなくて頭がフワフワしていました。

その方が言うには、パリはもうフランス語が話せなくても何とかなるそうで、

ラーメン屋とかがあって、フランス人も食べているよ、と。

それはそれで、憧れのパリではないような・・・。 

耳学問の深層はいかに?

 

 

まだまだ暑さは続くらしいが、

やっと朝が爽やかで、これが夏の感覚というぐらいの気温。

普通の夏の感じを味わっています。

そうなると、身体が緩み、疲れがでるのか、横になったとたん寝入っていました。

疲れが出る時は、身体がしんどくもあり嫌なのですが、

疲れを出してニュートラルな状態になる過程と思い、休みがちに過ごします。

寝ていたら、顔をペチペチ叩く奴がいて起されました。

「夜寝れなくなるよ。」という声が聞こえ、

横にヒロクニさんが・・・・。

もう少し寝たかったな、と思いながら起き上がった。

もう1人、いや一匹も顔をちょんちょんと触り、起す奴がいる。

猫のピーちゃんだ。

カリカリが空になっていると、夜でも起してくれます。

2人ともわたしを召使のように思っている。

それでいて、とてもわたしのことを好いてくれている。

起す時の顔が、嬉しそうだ。ニコニコしている。

ピーの場合は、喉が鳴っている。

ゴロゴロの嵐。

時々、ヒロクニさんもピーも同じようなものなのかも?という思いが過ぎります。

そういう思いが強くなると、

ヒロクニさんにふざけて「こっちへ来てごらん。」と言う。

そうしたら、来るのだ。

わたしはよくやっている「ピーちゃんにスリスリ」というのを、

ヒロクニさんの頭を持ちながらする。

「ヒロクニちゃん、お髭痛すぎ。」と言いながら。

「俺もピーも同じか?」とヒロクニさんは言いながら、苦笑しています。

「そう、よく似てるよ。」と言い、間をあけてから、

「ピーは可愛いけど、髭の人はどうかなぁ~。」と疑問にしておくのであった。

(猫の方が可愛いに決まっている)

 

近頃、頭が働かなくて困ったことに。

ちょっとボーとしています。

4月ぐらいから家を探し始め、5月は家を見に行き、

6月には引っ越しし、7月は移転に伴う各種手続きをして、

8月は暑さの中、日常の買い物の店めぐり、

9月に入り、猛暑が去り(去ったように思っている)、

今一息入れているという状態。

9月は、家も居場所ですが、

自分の密やかな居場所、喫茶店を見つけようと思っています。

都会なので、地下や路地の間、隣の筋といろいろな店があります。

外から今眺めているだけなので、冒険めいた気持ちで扉を開けて行ってみようと思っています。

暑いけれど、気持ちは秋。

思索できるような所を探しています。

 

今日は特に、子供っぽい気分が突出してしまい、

幼稚園の作文のような内容になってしまいました。

見かけは確実に歳を取ってきているのに、この調子。

そんな文章を最後まで読んで下さった方、心よりお礼申し上げます。

 

最後に。

   わたしは輪廻転生はあると思っていると書きましたが、

   この8歳の少女は、前世でジャズの歌姫の生まれ変わりかもしれないと密かに思っています。

   3歳の頃からジャズが好きで、童謡なんて嫌いだったそう。

   今現在は、若い歌姫として活躍中。

   子供で「暗い日曜日」を歌う姿も見て、歌声からすでにもうそなわっていると思ったのです。

   前世は黒人で、今世では白人のジャズの歌姫となった等と、勝手な考えを持っています。

   成長が楽しみだなぁと。

 

 

 

 


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2 コメント

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Unknown (ともりん)
2023-09-05 01:47:26
抽象的な頭部、男?女?どんな人かな?難しいな~と考えていましたが、「色の重なり」を読んでなるほど!と思いました。この作品は光の感覚で感じるのかなと。
ステンドグラスのような、3色の照明器具で照らし出されたような感覚で見ると背後の世界ががぐーんと広がってきました。背後から、ぴかーっ!と光が照らされている感じです。そして、ヒロクニ先生のサインが色・大きさ、形、絶妙です。

野蛮なこととフランスのこと、想像してみました。もちろん私はフランスは行ったこともないしよくわかっていませんが、フランスの女の子は「入浴は、週6日はシャワーでかんたんに。バスでていねいに洗うのは週1回。洗髪も週に2~3回」という文章を『パリジェンヌの生活』的な書籍で読みました。
フランスの女の子はおしゃれなイメージだったのでちょっと意外でしたが、これがフランスっぽいことなのかなと、なんとなく思ったのでした。なぜか、こんなことを思い出しました。

ヒロクニ先生とピーちゃんとの愛があふれるご様子、私の気持ちも柔らかくやさしくなりました。「愛は損得なく自己の気持ちから発生する感情」と考えています。愛という気持ちはとても貴重な、美しい感情だと思います。

4月からずっと大変だったこと、今さらですがお察しします。お引越しは本当に大変です。そして、転居後の生活の大変さ。本当にお疲れ様です。
これから秋に向かってしのぎやすい季節になります。ゆっくりと、心地よい場所を探索して楽しんでいただけますように。

8歳の少女の「Fly Me to the Moon」の色気に驚きました。
輪廻転生について、「私は貝になりたい」という映画(主演・フランキー堺)を思い出しました。とても悲しい映画ですが、貝を見るといつもこの映画を思い出します。

コメントは私も無理せず書いているので、ご安心ください。先日のように、時間に余裕がないときには読むだけにさせていただきますね。お気遣いありがとうございます。
とはいえ、読むとやはり色々なことを考えたり思ったりするので、それをコメントで書きたくなってしまうのです。
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ステンドグラスとは、うまくいいますね。 (さほりん)
2023-09-06 11:04:56
コメントありがとうございます。
この絵の色分けされている特長は、ステンドグラスのようにも感じられますね。最所見た時は、色が混色で重なっているように思っていて、よく見ると違うのだというのに気がつきました。色のブロックで構成されていると思い直した作品です。ステンドグラスとは、うまくいうなぁ、と感心しました。ともりんも独自な発想があって、いい感じです。
この絵は、男性?女性?とありますが、私は迷いなく男性像と思ってみていました。何を根拠にそう思ったのか?どっちだろうという疑問も新鮮でした。こうやっていろいろな感想を聞くのは、発見があります。今日は、ともりんに一本取られた感じです。

フランスの女の子事情は、どうもそうらしいです。よく雑誌などでもそうのように書かれています。日本のように湿度が高くないらしく、サラッとした空気なので、それでいいみたい。そういう文章をよく見かけます。よく考えると、19世紀のフランスは汚物を窓から捨てたりしていたというから、あまり清潔好きでもないのかも。でもファッションは、頑張るんですよね。

「愛は損得なく~。」この言葉が胸にズシンと来ました。本当にそうであると思います。しかし、私は、時折激しく損得を考えるので、なかなか難しいことだと思っています。今回のエピソードでは、ヒロクニさんとピーは、愛する家族といったところでしょうか。

動画の少女は、幼くしてジャズの要素を持っていることに驚いたのです。大人びたアンニュイな雰囲気がね。前世で習得している感性が、滲み出てきているに違いないと思ったんです。「私は貝になりたい」という映画は、知らなかったのですが、検索すると、戦争の映画みたいですね。「貝になりたい。」「貝に生まれ変わりたい。」と。想像すると、その人の人生の辛さを思ってしまいます。見ていないけれど、海底の暗い海の底で、じっとしている貝を想像してしまいました。

引っ越しの労いありがとう。涼しくなってきたし、やっとホッと出来ています。
ともりんも忙しすぎる時は、無理をしないようにね。そうやって、お互い乗り切っていきましょう。

たくましく!(笑)

コメントありがとうございました。
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