快気分析

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仕組みとアプローチ -   本能寺の変 信長の判断における矛盾と油断

2019-03-15 00:12:54 | 明智光秀
 信長が本能寺の変で落命した経緯ですが、よく調べるとそれなりの要因を信長自身が撒いていたと思われる事象が存在します。
 その一つは高山右近に関連する事。
 当時の状況ではキリシタン武将の代表格である高山右近が信長を襲撃しないと言う事はまず有り得ないはずだったはずと考えられるのです。
 その理由として以前の記事で書いた通りで荒木村重の乱の時に信長がキリシタン勢に対して恐喝を始めた事でキリシタン保護の為、高山右近が信長に寝返った事で信長勝利となったわけでその時にイエズス会とキリシタン勢力は妥協を装いながらも実は信長をブラックリスト筆頭に載せた可能性は大きく、更にそれだけでは有りません。
 我こそが神であるかのような振舞いを始めた信長の安土城の天守がセミナリヲを見下す高さであった事は、高山右近には受け付けられない事だったはずだと思うのです。
 高山右近が領地とかの金品とかの見返りと関係無しに信仰心優先で判断するという事を信長自身も知っていたからこそ荒木村重勢殲滅に使ったと言うわけですから、そのロジックならば安土城の天主をセミナリヲを見下す高さに造ってはいけなかったはずなのにそれを実行したのです。
 更に仮にそれを強行してしまったならば高山右近は危険視して遠くの領主にするか、監視しなければいけないのにそれもしなかったようです。
 起こるべくして起きた「本能寺の変」。
 


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