快気分析

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仕組みとアプローチ -  島根県西部で震度5強の地震 タジキスタンの傾向則は今回再現されたと見るべきかどうか

2018-04-09 08:52:20 | 地震 津波
 島根県西部で震度5強の地震が有りました。

引用開始(一部抜粋)

http://www.jma.go.jp/jma/press/1804/09b/201804090340.html

報道発表日

平成30年4月9日
本文

地震の概要
検知日時
(最初に地震を検知した時刻) 4月9日01時32分
発生日時
(地震が発生した時刻) 4月9日01時32分
マグニチュード 6.1(暫定値; 速報値5.8から更新)
場所および深さ 島根県西部、深さ12km(暫定値; 速報値約10kmから更新)
発震機構 西北西-東南東方向に圧力軸を持つ横ずれ断層型(速報)
震度 【最大震度5強】島根県大田市(おおだし)で震度5強、島根県出雲市(いずもし)、雲南市(うんなんし)、川本町(かわもとまち)、美郷町(みさとちょう)で震度5弱を観測したほか、中国地方を中心に、中部地方から九州地方にかけて震度4~1を観測しました。

○ 防災上の留意事項

 この地震による津波の心配はありません。
 揺れの強かった地域では、落石や崖崩れなどの危険性が高まっているおそれがありますので、今後の地震活動や降雨の状況に十分注意してください。
 この地域では過去に、大地震発生から1週間程度の間に同程度の地震が続発した事例があることから、揺れの強かった地域では、地震発生から1週間程度、最大震度5強程度の地震に注意するとともに、さらに強い揺れをもたらす地震が発生する可能性もありますので注意してください。特に地震発生から2~3日程度は、強い揺れをもたらす地震が発生することが多くあります。

引用終了

 真夜中の出来事でした。
 今月1日の記事、サブタイトル「タジキスタンの傾向則は存在するのか」で書いた件ですが、タジキスタンの傾向則は今回再現性が有ったとすべきか、無かったとすべきなのかはMj6.1といるレベルでは判断がつきかねます。
 震源位置としてはこの記事で書いた事から考えると、

 「2015年12月は2016年4月の熊本地震の前。
  2011年1月は東日本大震災の前。
  2008年ですが、特に該当する目立つ地震は日本では発生していません。
  2005年2月ですが、これはその後に3月20日 福岡県西方沖地震 Mj7.0が有ります。」

と言う点から、福岡県西方沖や熊本、阿蘇地方に近いエリアだった事になります。
 また経度としては2016年10月21日に発生した 鳥取県中部の地震 - Mj 6.6 と、福岡県西方沖や熊本、阿蘇地方に挟まれたエリアと言う事になり、島根県西部の左右の突っかえ棒が既に外れていた為に今回はここに力がかかっていたのかどうか、と言う考え方もできますが実際にはどうなのでしょう。
 ただ個人的には「大きな地震が発生した震源域に挟まれたエリア、隣接したエリア、或いは延長上、には、『突っかえ棒の交代理論』から言えば通常よりは大きな力がかかっている事がどちらかと言えば多い」とは考えています。
 この考え方からすれば福岡県西方沖や熊本、阿蘇地方に挟まれたエリア、隣接したエリア、或いは外側延長上には今回の震源域以外にも力がかかって来ると言う確率はゼロではないのかも知れませんが実際にはどうなるかはわかりません。


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