taketake山旅日記

自閉的傾向を持つ重度知的障害者の長男と私の山歩きの記録

陣馬山から高尾山を歩いて20年間を振り返る(高尾)3月18日

2018年03月19日 | 高尾

 5ヶ月振りの陣馬山から高尾山縦走だった。takeと私達の山歩きは今から20年前のtake小学一年生、2月28日の高尾山から始まった。行きはケーブルカーで登り、帰りは歩いて下った。この時はtakeと電車で外出すること自体が2回目だったので相当緊張しながらのハイクだった。このハイクが契機となってtaketake山旅が始まった。その後、この山域では高尾山から小仏峠を中心に歩いていた。養護中等部頃から景信山から底沢峠付近まで歩くようになり、中等部3年時に高尾山から陣馬山への初縦走を行っている。特別支援高等部1年時の通算300回山行に陣馬山から高尾山縦走を行い、それ以降このコースが高尾山の定番コースになり今に至っている。 

 以上が20年の振り返りで、これからが今回の山行の話しだ。当日は朝7時半に三人で陣馬高原下から歩き始めた。天気は曇りで時折薄日がさしていた。9時10分に陣馬山に到着、早速ベンチでランチタイムだ。周りの人は、朝食しているのと思われているかも知れないが、陣馬山の頂上でお弁当を食べるのはtakeのルールなのだ。



 これも陣馬ルールで、ランチタイムの後に白馬像をバックに記念撮影をした。そして高尾山への縦走開始だ。明王峠で麦茶儀式、景信山でスポーツドリンクとナメコ汁、一丁平で〆の「伊右衛門」を飲んで高尾山頂上に着いた。この頂上は、降雨の時以外は、一年を通して人で賑わっている。これから桜の時期になるとシートを敷いた団体宴会などもあって、頂上を通り抜けるのも大変なくらいだ。takeはいつものように新設された水飲み場に立ち寄り、最後の水分補給をした。

 

 下山はこのところ車の通れる舗装された1号路にtakeはこだわっていたが、下り始めに「今日は違う道に行くよ」と話すと、ストレートに通じて琵琶滝を経由する6号路に進んでくれた。混雑していないときはこの道が一番歩きやすい道だと思っている。道幅が広くなりケーブルカーの軌道が見えるとケーブルカーの終点駅も近い。最後の行事は駅前でソフトクリームを食べることだ。夏の暑いさかりに高尾山口に降りてきて、蕎麦屋で「かき氷」を食べたのが発端だった。一度takeの中でルールを作るとなかなか面倒で、冬だから「かき氷」はありませんは通じない。代替品としてその頃開業した「四季の桜」さんのソフトクリームを食べている。「四季の桜」さんも年に数回ソフトクリーム1個だけの客なのに覚えていてくれて、何かと気を使ってくれるのがいつも嬉しい。こうして通算871回目となる陣馬山から高尾山山行を終えた。久しぶりに長時間を歩いた家人はとても疲れたとのことだった。

コースタイム

陣馬高原下0730-陣馬山0910~30-明王峠1005-景信山1120~32-小仏峠1158-一丁平1236-高尾山1303~08-ケーブル下駅1410

 

 

 

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