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Victor ZERO-FX9(その1)

2010年08月13日 00時04分26秒 | オーディオ
19歳から23歳までの4年間使用していたスピーカーが未だに実家に保存してあった。
VictorのZero-fx9という。
ほぼ20年間使用していないにも拘わらず、全く問題なく動作する。
ルックス的には金メッキの錆び以外は新品と変わらない。振動板もエッジも全く平気だ。
オークションに流すという手もあったが面倒なのでやめた。
とりあえずはTWとネットワークをばらして自宅に持ち帰って来た。
画像はTW。2.5cmの100%セラミック振動板である。白くて美しい。
マグネットは80mm×φ40mm。裏には8mm程度のブチルゴムがベタッと貼ってある。ずっしり重い。
VictorはACCUTON(Thiel&Partner)よりずっと早くセラミック振動板を実現させていた。
80年代の日本のスピーカーユニット技術がバブル崩壊によりことごとく途絶えてしまったのは有名な話だが、今思うと本当に勿体無いと思う。