待合ギャラリーの一番手前の絵が今月から変わっています。この前から患者さんが描いた絵をかけているのですが、この人は元大学教授で専門は工学系だったかな。歴史上の人物(文学者や哲学者)をパリの街角に出現させるという、ちょっと変わった絵です。今回はプルースト・・・ってなに書いた人?
インフルワクチンの最盛期ですが、思い込みで痛みが軽減されるということがある実験で証明されました。音を聞かせたあとに温度の異なる刺激を与え、長い音→熱い、短い音→ぬるい、というふうに音の長さによって刺激の強さを変えます。そのあと、短い音を聞かせて熱い刺激を与えると以前より熱く感じない、という実験で「心頭を滅却すれば火もまた涼し」という言葉がある程度実証されたということです。注射の前に痛くないと思い込むと痛くないかも。
朝から忙しく、やっと一段落。高熱の続く小さい子がけっこういます。検査してもつかまらないのですが、白血球や炎症反応などもそれほどでないので様子を見てると4-5日で下がってきます。
「麻疹制圧目前」読売の一面トップに出ていました。年間3万人あった麻疹が今年は500人と非常に少なく、ここ数年のキャンペーンの結果が出たようです。日本は「麻疹の輸出国」といわれてましたから。やればできるんですねー。
インフル注射の人がどっと増えてます。アメリカでも新型インフルの防衛に本腰を入れるようで、ワクチン2000万人分と薬の備蓄に2500億円使うというニュースがありました。