イタリアの生んだ名車500の
名称を引き継いで誕生した
チンクエチェント(イタリア語読みで500の意)
1991年にポーランドのティヒ工場で生産が開始されました。
先代の500とは打って変わって、直線基調の角ばったボディとなりました。
日本にもスポルティングやスポルティング・アバルトなどの
スポーツモデルが、結構な数輸入されました。
アバルトが手掛けた競技モデルのチンクエチェント・トロフェオ
あるときネットオークションで見たベースグレードと思わしき
黒いバンパーのスィートというグレードの画像にひと目惚れしました。
確か90万円で売りに出ていたと記憶しています。
こんな青いボディでした。
クルマ好きじゃなければ軽自動車にしか見えない外観。
ショボいエンジンを目一杯回して、元気に走り回ったら
さぞかし楽しいでしょうね。
プレミアムコンパクトとなった現行の500が失くしてしまった
ヨーロッパの下駄グルマって感じがたまりません。
フィアットの魅力ってこういうクルマが一番味わえる気がします。
1998年に後継のセイチェント(これもイタリア語で600の意)に
バトンタッチし、生産を終えました。
セイチェントも癖が強いデザインですが、
慣れればこれもクセになるんでしょうね。
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