子供のころ、日曜の夜7時半と言えば、『世界名作劇場』。
(当時は『カルピスこども劇場』でしたが)
『アルプスの少女ハイジ』や『フランダースの犬』など名作揃いですが、
ボクは『母をたずねて三千里』が一番好きでした。
イタリアのジェノバから南米のアルゼンチンに出稼ぎに出かけた母が音信不通になり、
わずか10歳のマルコが単身アルゼンチンに向かいます。
それだけでも凄いコトですが、アルゼンチンに渡ってから母親が転々と移動しているため
行けども行けども会えません。これを1年間繰り返します。
そんな大変な旅ですが、行く先々でいろんなヒトと触れ合いながら旅をしていきます。
中でも人形劇のペッピーノの一座とは旅の途中で再会しマルコに家族のような温もりを
与えてくれました。
少し翳りのある次女のフィオリーナの可愛いコト。
そんなマルコの冒険ですが、肝心のお母さんに会えたシーンが思い浮かびません。
何度か見てるはずなんですが、思い出すのは会えなかったトコばかり・・・。
あと『母とたずねて三千里』と言えばオープンニングテーマの『草原のマルコ』
南米の民族楽器を使った異国情緒溢れるメロディとチカラ強い歌詞。
特に前半部分のモノ哀しい曲調から、「さあ出発だ。今、陽が昇る~♪」へと
切り替わるトコは何度聴いても心が躍る名曲です。
やっぱり意見が合いませんね(笑)
ボクはハイジ、フランダースの犬、マルコですね。
そのあとはラスカル、トムソーヤぐらいしか見てません。
ムーミンとロッキーチャックは除外して、
ハイジから隔年で感動する話を放映してくれてたような気がします。
個人的にはフランダースとラスカルとトムソーヤがイマイチだっただけかも知れません。
なので、ハイジ、マルコ、ペリーヌは好きでした。