精神療法家増井武士のブログ

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コメントをくださった、あばかわもちさんへ

2019-03-09 20:27:39 | 日記
 

おっしゃっている南アフリカ、最南端の沖合近くのケープホーン(喜望峰)は昔より「吼える36度線」といわれた航海の難所中の難所です。
英国では、ケープホーンを周り、無事に帰国した船長は、エリザベス女王に対して、机の上に脚を置いてブランデーを飲んでも許されるという諺もあります。
彼等はケープホーナーと呼ばれ、船長の中でも特別に扱われたらしいのです。

 南周りの船旅に出る時私は、ケープホーンを通過する時に花をたむけてくれと友達から頼まれました。
彼の友人もヨット好きで世界一周を試みた時、ケープホーン沖合いで痛烈な風波を受け、亡くなりました。
今はスエズやパナマ運河が出来て多くの場合、そこを利用しますが、ヨットの世界一周レースや多くのヨット好きはケープホーン沖合いを通過することを夢見ています。
 ケープホーンは今では、単なる岬でなく、ロマンに溢れる岬になりました。
また、その昔、ケープホーン沖合いで船が遭難している時、勇敢にも助けに出た小型ヨットがありました。その船の名前がフライングダッジマンでした。
しけた沖合いで女性を救援したあと、助けに出た青年は力尽き果てた、という語り話があります。
それだけの風波に耐えられるヨットであることが知られて、オリンピックのヨットレースでは、フライングダッジマン・クラスという競技があるくらいです。
不幸にも、我々がケープホーン沖合いを廻る時、こんなに凪る日は年に数回しかないと言われるような日でした。
私は、友達が遭難したという夜10時ごろ、花をたむけて、しばし祈りを捧げました。
ケープホーン岬に近い入り江の港に船がつき、ケープホーン岬までいきました。
岬には、その壁に沢山の訪れた人の名前が刻まれていて、ケープホーンには船を吸いこんでいく魔物がいると言われている話を聞きました。
しかし、その日はお天気もよく、沖合いは残念ながらも穏やかでした。

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