惜別・名鉄パノラマカー

以前予告した通り、日帰りでパノラマカーに乗りに行ってきました。

6/29のダイヤ改正で7000系の運用が大幅に減り、現在残っている
編成はわずか４両×３本となってしまいました。もはや優等列車には
使われてなく、名古屋本線では全線通しで走ることはなくなりました。
６月中でしたら岐阜～豊橋の快速急行の運用も残っていて、俊足ぶり
を堪能するなら無理してでもこの時に乗っておくべきでした。

名鉄のHPでは、「ありがとうパノラマカー」と称した特集ページが組まれ、
ありがたいことに7000系の運用が確認できたりします。

で、狙いをつけたのは、名古屋本線の須ヶ口（どこ？と思いましたが）
～岐阜間で何往復かする普通列車の運用です。

須ヶ口に進入する7000系。



パノラマカーの前面眺望。木曽川を渡ろうとしているところです。



弟分の特急用パノラマSuperとのすれ違い。
こちらはそれほど古い車両ではありませんが、大幅に数が減って「全車
特別車」の編成が消滅する予定です。（要は特別料金を払ってまで乗る
客がそれほど多くないということでしょうか）



そういえば、パノラマカーの名物といえば、ミュージックホーンも挙げ
られます。今でしたら、名鉄の特集ページからその音をDLすることも
できます。
このミュージックホーン、新名古屋（現・名鉄名古屋）駅に進入する時
には必ず鳴らすため、遠くからでもパノラマカーがキター!!!と分かった
ものでした。（新名古屋駅は地下駅のため、本来は電車がホームに
入って来るまでその姿が見えないのです）

新名古屋への乗り入れがなくなり、このミュージックホーンももう聞け
ないのかと残念に思ってましたが、何のことはなく途中の一宮でしっ
かり鳴らしてました(笑)

さて、7000系はマタ～リとした普通列車での運用だけのため、一旦
写真を撮った後、特急で先回りし…



終点の岐阜で待ち伏せして、こんな写真を撮るなどという芸当も。
まさに文字通り「追っかけ」です(笑)



運転室が２階にあるため、乗務員さんの乗り降りはこんな感じで行って
います。



ところで、朝のうちはそれほどでもありませんでしたが、時間が経つごと
に沿線でカメラを構えたファンの数が増えてきました。
展望席にいたら、ご尊顔が鉄道趣味誌の誌面を飾るかも…(恥)

吉俣良氏テレビ出演

以前から注目していた作曲家、吉俣良が7/4の昼のNHKのテレビ
番組「スタジオパークからこんにちは」にゲスト出演してました。

プロの音楽家となるきっかけとなった美空ひばりのバックバンドでの
エピソードや、また当然ながら「篤姫」劇伴の話など、45分番組の
大半が充てられていましたが、結構トークがうまいですね。

もしかしたらと期待していたピアノ生演奏もあり、それも弦一徹（Vn）
のサポートで、なんとも贅沢というか、見て（録画しておいて）得した
いう感じです。
篤姫劇伴の中では最も最初にできた曲という紹介とともに、１曲目
での演奏の「すずしろのはな」では、氏は明らかに緊張していた様子
で、２箇所ほどミスタッチしていたのはご愛嬌(笑)　ホンマの生だった
んですね。ちなみに、２曲目の演奏はやはり篤姫劇伴から、「良し」
でした。（しんみりしたシーンでよく流れる曲です）