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趣味の話など

きたぐに同好会

2012-08-17 | 一寸お出かけ
帰省の折に、臨時列車化以降初めて「きたぐに」に乗ってきました。
(現役時代の乗車記はコチラ



「きたぐに」には、今や絶滅種といえる三段式のB寝台車が使われて
いますが、一部の車両では左の写真のようにパンタグラフがあって
低屋根になっている関係で二段寝台になっている箇所があり、今回
はあえてそこを狙って切符を取りました(笑)



三段式寝台では上中下段のいずれも頭がつかえて体を起こすの
が困難ですが、この「プレミアム中段」だけはカプセルホテル並の
高さはあって、寝台内で着替えることも可能です。
なお、このエリアは下段であっても高さは他のエリアと変わらず、
あくまで中段がプレミアムというのがミソです。(しかも下段より
も寝台料金が安いです)
パンタグラフがこすれる音が一晩中やかましい、という噂も聞いて
いましたが、特にそのようなことはなく熟睡できました。



定期列車だった頃は10両編成でうち半数が座席車でしたが、今回
は7両編成で、かつグリーン車1両を除き全て寝台車となっています。
(ゆえに、客車ではなく電車ならではといえる先の「プレミアム中段」
が取れる確率も倍になっています。…もっとも客車の三段式寝台は
大分以前に消滅しているので、アドバンテージにもなっていませんが)

また、臨時列車化されてからは、米原回りから湖西線経由に改められ、
終点の新潟にはかつてより1時間半も早い到着となりました。



一生懸命走っている感じは全然しませんでしたが、表定速度は70km/h
台後半で、夜行「急行」としては異例の俊足ぶりです。
コメント
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