打倒!破廉恥学園(改)

ブログのお引っ越しです。旋風寺武流PLが意味もなくただ、だらだらと書き散らかすブログです。

「軍師官兵衛」二十九話感想

2014-07-21 21:40:36 | 徒然
秀吉の数ある伝説の一つ。中国大返しまでの布石をものすごく丁寧に描写した回でしたね。

官兵衛と安国寺恵瓊が結んだ二人で天下を動かそうという密約。その密約のために切腹せねばならなかった清水宗治が不憫だなあと思ったり。でも、仕方がないのです。ほぼ本領安堵というあまりにも条件が良すぎる和議の提案に、毛利側が怪しまないわけがない。そのために本領安堵の代わりに清水宗治という名将の命を貰う、という条件にしたわけです。清水宗治本人はそんな密約を知らずに見事な最期を遂げたのが、不幸中の幸い……せめてもの救いでした。

今週の内容で注目すべきは安国寺恵瓊です。すごいダンディーな恵瓊。ダンディーなだけではなく、頭も切れます。ちょっとおもしろいなと思ったのが、官兵衛が毛利の旗を借りに行ったシーン。

すでに小早川隆景が信長の死を知っていたということを、官兵衛は当然ですが、恵瓊も知らなかったようです。隆景が隠していた兵を見て、恵瓊は驚いて立ち上がっていたわけですから。

この時の恵瓊が口にした台詞。

「いやはや、なんたること」

これはどういう意図で言ったのか、という疑問が湧いてきたり。

普通だったら「すでに小早川隆景殿の耳にもトップシークレットが漏れてしまった。これで官兵衛と二人で天下を動かす野望も終わりか」と取るべきでしょう。

でも見方を変えれば「いやあ、まさか信長公が明智光秀に殺されていたなんて全く儂は知りませんでしたワイ。官兵衛に騙されましたな」と隆景に対してすっとぼけて、咄嗟に保身に走ったようにも見えます。

おそらく前者なんだろうけど、安国寺恵瓊とは後者の意図でとってもおかしくない怪僧なのです。当分、出番はあるだろーな、楽しみだ!

ところで小早川隆景の声をどこかで聞いたことあるなと思って調べてみたらアニメ「へうげもの」で徳川家康やっていた人だったのね。ちなみに恵瓊は「ドキドキ!プリキュア」のベールだ!

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