わーわー言うとりますが

今更ながら、ナインティナインのオールナイトニッポンの感想について。

先週の27時間テレビの内容で、何か言うかなーと思ったので聞いてみたのですが、やっぱり「すぽると！」のコーナーについて言及していましたね。

岡村さん本人は、コントのつもりだったのが失敗したと言っていたけど、やっぱりあれにドン引きしたのは私だけではなかったのですね。

後半はスマップの中居正広もゲスト出演して、27時間テレビについて語っていましたが、やっぱり最初の一発目ですよね。

ジャルジャル福徳が岡村さんに背後から投げつけた一発目。あれがとても強かった。せめて山なりにポーンと投げつけたらよかったのに、バシっとやっちゃった。

あの時点で、コントとして成立するのは難しかったですね。

コントといえば、ドリフターズの名作コントに「もしも威勢のいい銭湯があったら」というものがあります。

いかりや長介演じる客が、銭湯の入り口をくぐった途端、三助役の4人に思いっきりやられるのです。浴槽に突き落とされたり、泡を吹きつけられたり、鈴のついたしめ縄で股を擦られたり。

まぁ、岡村さんよりも酷いことされてましたよ。それでもなぜ、ドン引きしたり、不愉快にならずに面白かったかといえば、その理由は簡単です。

ドリフターズは、いかりや長介をリーダーとしたチームだけど、めちゃイケメンバーは、みんな仲良しメンバーです！と謳っているからです。。

いつも偉そうにしている長さんが、下克上とばかりにひどい目にあう。そういったモラルの破壊が笑いとして成功しているんですよね。

でも、みんな仲良しめちゃイケメンバーの一人（しかも新メンバー）が、別の一人（病み上がりの古参）にボールぶつけたら「仲良しチームじゃないの？」と視聴者をギョっとさせてしまうのですよ。

岡村さんのリアクションが激しかったら良かったけど、リアルに怯えているように見えたし。しかも投げ返したらキャッチされるし。視聴者もどこまでがネタなのかわからなくなったんですな。

たしかにバスケ選手を責めるのは可哀想だと思うけどね。