皆さま、こんにちは!
振り返りますと、4月。
温泉の守り神、塚崎神社を
祀る春まつりがおこなわれました。
実は、桜山には、他に2つ
別の神様を祀っており、
その神様たちも
武雄温泉の守り神なんです
楼門左手の坂を上り、
右手の小さな石段を上ると・・・
武雄第二代領主、後藤資茂が
温泉の鎮守として建立したと
言われる淀姫神社の鳥居が
ありました
うんせ うんせ よじ登っていくと・・・
淀姫さま~ こんにちは
神社の創建のいわれは・・・
神功皇后の朝鮮出兵の際、
妹の淀姫さまが後を慕って
武雄温泉を訪れられ、
丸山の風景を眺め、
長旅の疲れを癒された
ということだそうですよ~
一度、階段のところまでもどると、
左手の岩に芭蕉の句碑が
句碑そのものは、風化が進んで
読み取ることは
難しかったのですが、
芭蕉は武雄温泉を訪れ・・・・
「蓬莱に聞かばや
伊勢の初だより」
と詠んだようですよ~
元禄7年(1694年)に江戸にて
詠まれました。
元禄7年は芭蕉の人生最後の年。
新春を祝うめでたい句のようですが、
句の中に「伊勢」が出てくるように
芭蕉は、無意識に
最後の旅に対する情念を
詠みこんでいたのでは
と解釈されていますよ
このように、桜山だけでも
武雄は、見どころ満載です
by スタッフ きよ