よろず戯言

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ドワチャッカの古代技術はあやしい

2021-07-21 21:42:38 | ドラクエ

 

ドラゴンクエストⅩで、先月開催されたイベント、“海底探索 ガテリア号”。

タイトルからして、ドワチャッカ大陸が関わっているのが判る。

イベント開催時、ふつうならそれに関わる人物から郵便が届く。

バレンタインだとミローレ、七夕だとカササギ、クリスマスだと聖天の使い。

だが、このガテリア号、なぜか何のアナウンスもなく始まった。

ふだん広場をチェックしない自分も、危うく知らないままでいるところだったが、

開催場所が、毎日通うレンドア南だったため、運良くこのイベントは見過ごさずに済んだ。

 

毎日日課として、職人納品する。

自分は道具鍛冶職人なので、ギルドのあるレンドア北へ向かう。

道具の納品を終えれば、今度はレンドア南へ移動し、

釣り老師に話しかけ、本日の魚の依頼を確認する。

おさなかコインも貴重な収入源だ。

 

だがこの日、やたらひとが港へと向かう。

釣り老師とバンリィちゃんの間を抜け、サンビタリアをスルー。

グランドタイタス号がたたずむレンドア港は、

よくプレイヤーイベントが開催される場所でもあるので、

何か面白いことでもやってんのかと、プレイヤーたちが走ってゆく方向へ行ってみる。

するとマップでいうと、港の東側になるのかな。

人だかりができていた。

 

近寄ると、海に潜水艦のようなもの!

人混みでよく確認できなかったが、ドワーフのNPCが確認できた。

その恰好は、ドゥラ院長やチリ、ドクチョル博士など、ドルワーム研究員のそれと同じ。

さっそく話かけてみる。

 

 

なんでも考古学者コルチョさん、

ドワチャッカの古代文明国家、ガテリア皇国の潜水艇を発掘。

それをガテリア号として復活させ、

財宝がたくさん眠る、未踏の海底探索へ乗り出すという。

そのためにクルーを募っており、冒険者たちをスカウトしているというもの。

 

 

トラシュカやかくれスライムみたく、

複数のプレイヤーと協力してプレイする、ミニゲーム系のイベントなようだ。

言葉でいろいろと説明されても、いまいち解らなかった。

実際にやってみて覚えていくほうが早い。

そう思い、よく理解もせず、とりあえず参加してみた。

 

 

海底到着、しょっぱな故障するガテリア号。

海底に散らばったパーツを時間内に集めてくれ!との指示。

ネジ,歯車,電池、3種のパーツをそれぞれ回収する班と、

パーツを回収すると減ってしまう海底スーツのエナジー。

それをエールで回復させる、エール班。

5パーティが4つの班に分かれての総勢20名によるゲーム。

 

 

初回は何だったか忘れてしまったが、回収役になったので、

とりあえずマップを見ながら、指定されたパーツを拾い集める。

すぐに切れてしまうエナジー。

その場で倒れて行動不能になる。

だが、だれも助けに来てくれない。

けっきょくガテリア号脇まで戻され、

スーツの修理が終わるまで、10秒ほど動けなくなってしまう。

トラシュカでイカダから落っこちたときと同じようなペナルティだ。

 

 

そうこうしていると修理が終わり、

マップ上に次々と出現する、スコアジュエルの回収に。

この際、サメに襲われまくる。

サメに襲われた場合も、エナジー切れのときと同様、

ガテリア号脇まで戻され、10秒間、行動不能に陥ってしまう。

 

 

ラストはスコアジュエルが消え、海底に宝箱が一斉に出現。

それをなるべく多く回収し、制限時間内にガテリア号まで戻る。

戻れなければ拾ったお宝はパー。

宝箱を拾えば、パーツ回収のときと同じく減り始めるエナジー。

途中でエナジー切れを起こすとその場で倒れ、

誰からも助けられなければ、タイムオーバーで海底に置き去りにされてしまう。

なんともシビアなゲーム。

 

船に戻ったプレイヤー同士でエール合戦。

自分は隅っこで静かに待つ。

実は船外にいる人プレイヤーにもエールできた。

 

これやっていて往年のゲームを思い出した。

潜水服を着て海へ潜り、大ダコの触手をかわしながら、

海底の財宝を回収して船へ運ぶゲーム、

ゲーム&ウォッチの、“オクトパス”だ!

エナジーこそないものの、海底で財宝をゲットすればするほど動きが鈍重になり、

より触手に捕まりやすくなってしまう。

あのゲームになんとなく似ていると思った。

 

スマブラに登場する、Mr.ゲーム&ウォッチの最後の切り札が、オクトパス。

触手で対戦相手を捕まえて、画面外まで連れ去ってしまうエグい技。

オリジナルのオクトパスでは、大ダコはプレイヤーを妨害するお邪魔キャラ。

 

Mr.ゲーム&ウォッチの上スマッシュの姿がオクトパスのプレイヤー。

昔の(現代もこんななのか?)潜水服姿だ。

これを着て海底へ潜り、財宝を拾い集める。

 

Mr.ゲーム&ウォッチの専用ステージ、フラットゾーン2にもモブキャラとして登場。

シェフやオイルパニック、ライオンなど、他のゲームキャラはファイター達に影響を与えるが、

オクトパスのキャラは特に影響はなく、完全なるモブキャラ。

財宝の入った袋を手に、画面手前を通り過ぎるだけ。

 

最初のうちは、とりあえず役割だけはしっかり全うするようにし、

後半も、とにかくジュエルを集めまくった。

ラストの宝箱回収時はエール役に徹した。

だんだん慣れてくると、修理の迅速さと、

ジュエル回収時のプレイヤーのマップの散らばり方、

より多くの生存者を残すことが重要だと判り、個人スコアは捨てて、

ほとんどエール役に回った。

 

このしぐさが一番似合う。

 

それぞれが最初の役割分担をしっかりと把握し、

効率よくパーツを集めて、なるべく早くガテリア号の修理を終え、

固まらずに散らばってスコアジュエルをより多く回収し、

最後は状況判断で宝箱回収役とエール役とに分かれ、

近くにいるひとと、お互いチャットせずとも意思疎通が取れれば、

13万点以上の高得点が得られた。

 

自身が時間内にガテリア号へ戻れれば、航海成功となりスコアを得られる。

 

トラシュカやかくれスライムでも出現する、謎のプクリポ応援団。

今回もまた現れた。

癒される。

 

なんでスルーするん?

電池組なのに、目の前の電池拾わず、あさっての方向へ―。

なんで応援せんの?

エール組なのに、ほかの回収組三人スルーして、あさっての方向へ―。

不慣れなひとがいて。それがいずれの班やパーティに偏っていると、

なかなかガテリア号の修理が終わらない。

規定数納品できた他のパーツ組も、まだ数の足りないパーツ回収を協力できるのだが、

最悪、修理ができず、そこでゲームオーバーになってしまうことも。

「電池班、なにやってんの!?」

ブライトさんの口調で思わず叫ぶ。

 

 

自身が制限時間内にガテリア号へ戻れなかったり、

修理が完了しなかった場合は、航海失敗となり生存者もゼロに。

ククコリさんが救助に来てくれるが、

こんな粗末なイカダで、海底に沈んだプレイヤー達をどう救助しているのかと。

 

初日にたたき出した得点、137,300点。

これでフレンド内もチーム内でもトップに躍り出たので、これで満足して探索を終えた。

トータルスコアで得られる景品もすべてゲットした。

スコアを超えられない限り、もうプレイしなくてもいいかな・・・。

そう思っていたら・・・。

 

個人スコアは表示されないものの、

どうも左上から右下まで、スコアが高い順に並んでいたように思う。

 

その数日後、あっさりと抜かれた。

しかも、自分の得点はすでにベスト3圏外に。

このときのフレンドのハイスコア、158,000点を抜くべく必死になった。

自身のスコアを地道に更新するも、なかなかフレンドのハイスコアを抜けない。

150,000点の壁は想像以上に厚い。

 

初日の賑わいはどこへやら・・・イベント中日の深夜はプレイヤーがひとりもおらず・・・。

個人スコアの表示が廃されたことや、旅の覇者モンジが居なかったことで、

やり込むひとが減ったのかもしれない。

 

報酬でもらえたダイバースーツ一式。

これはダサい!

 

そしてハイスコアを抜けないまま、フレンドがハイスコアをさらに更新。

165,800・・・。

じゅ・・じゅうろくまんだと!?

休みの日は夕方くらいからずっとやりまくる。

しかし、キッズや主婦が多いのか、夕方はあまり高得点が望めない。

これが午後10時を過ぎる頃から、手練れのプレイヤーが増え始める。

 

帰還できなかった3名を救えていたら、18万点も夢でなかったかも。

 

そうして深夜、ついにやった!

176,200点!

フレンド,チームランキングともに文句なしのトップ!

夢の17万点台をたたき出した!

イベント終了、二日前のことだった。

このスコアを破られやしないかと、最終日までドキドキだった。

フレンドふたりが17万点台を達成したが、自分のスコアには及ばず、

ついに超えられることはなかった。

 

最初の待ち時間、女性キャラの尻眺めタイムだった。

みんな前かがみでおじぎして律儀に挨拶するから余計に。

ダイバースーツ、デザインダサいけれど、女性キャラの尻はいい感じだった。

 

ラストは白チャットでちらっと聞いた、他のプレイヤーのハイスコア、

183,100点を超えたい・・・。

そう思って、時間ギリギリまでプレイした。

最後のパーティは本当に手練れのひとばかりで気持ち良かった。

ラスト潜水を終えてレンドア港に戻ると、

さっきまで眼前にあったガテリア号が忽然と姿を消していた。

コルチョ博士と助手のククコリちゃんによると、絶賛整備中だとか。

潜水の都度、あんだけパーツばらまいて故障していたんだから、そりゃそうだよな・・・と。

 

忽然と消えたガテリア号。

それを惜しむ残ったプレイヤーたち。

 

 

イベント終え、残ったプレイヤー達が名残惜しそうにチャットする。

同じ楽しみを分かち合ったプレイヤー達との、このまったりとした余韻がとても楽しい。

チャットのみならず、しぐさなどで思い思いに意思を表す、

自分はチャットに参加こそしないものの、その場でこの雰囲気を楽しむ。

このドラクエⅩらしい、ゆる~い交流が大好きだ。

 

 

ついにVer.5が完結。

ドラクエⅩ目覚めし五つの種族のオフラインバージョンが販売決定。

そして、ドラクエ12の開発発表。

少しずつドラクエⅩのオンラインサービス終了が現実味を帯び、

その日が近づいている気がしてならない。

 

 

対戦や競争なら、他のオンラインゲームでも楽しむことができるが、

チャットやしぐさだけの、ゆる~い交流はドラクエⅩならではのもの。

サービス終了になったら、これがもう味わえなくなってしまうんだよなあ。

ガテリア号の消えた海を、残念そうに見やるラスト一緒だったプレイヤー達とともに、

自分も海を眺めながら、そんなことを考えていた。

 

 

さあて次はトラシュカだ。

ガテリア号があったので今年はもうないと思っていたら、

あるんだトラシュカ!

でも、トラシュカは苦手なのよね。

どうしてもラグに泣かされるし、見えないお宝に泣かされる。

スイッチに移行したから、お宝見えない現象は今回は回避できるかな?

 

すぐそばでイベントが開催され、お祭り騒ぎが起こっていても、

いつものセリフで淡々と任務をこなすNPC。

シュールやん。

 

その前に、キミとサメない夢をもやらんば。

キュララナビーチのNPC達の会話が毎年楽しみだし、

シャーリーだったっけ?

この子かわいいよね。

サメだけど。

 

 

 



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