よろず戯言

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ティーロワイヤル

2023-06-02 19:28:42 | グルメ

ティーロワイヤル

 

今さらながら、2022年冬に販売された、ロッテの洋酒入りチョコレート。

ここ最近、毎年記事にしていたのに、今年は夏になってからの記事投稿になってしまった。

ネタが溜まりに溜まって停滞気味。

お蔵入りになっているネタも山ほどだ。

 

2022冬のロッテの洋酒入りチョコレート4種。

 

今回はいつもの、バッカス,ラミーに加え、

前回初登場したアップルブランデー

そして今回初登場の、ティーロワイヤルを含めて計4種。

当然、すべて購入し、シーズン中楽しませてもらった。

バッカス,ラミーは安定のおいしさ。

アップルブランデーは昨年を思い出しつつ食べ、

新商品のティーロワイヤルを食べてみる。

 

 

 

バッカスタイプの、粒チョコレート。

中には紅茶リキュールが詰まっている。

ただ、この紅茶が微妙で、食べ終わった後、

口のなかに、かすかに紅茶の風味が感じられる程度。

美味しいっちゃ、美味しいけれど、もっと濃い紅茶が欲しかった。

いつぞやのコーヒーリキュールを思い出した。

 

ティーロワイヤルなんて初めて知ったよ。

 

例年とおなじく、昨年秋の終わりから販売されていた、

これら4種の洋酒入りチョコレート。

少し遅れて、年明けくらいだったか、

キャラメルリキュールなんてのも登場した。

パッケージが金色で、他のものよりもちょっと豪華に感じられる。

これも当然買って食べた。

 

キャラメルリキュール

金色のパッケージと、有名店のロゴが高級感を醸し出している。

 

バッカスタイプの粒チョコレート。

 

ねっとりとした、キャラメルリキュールが出てくる。

 

なんだかよく解らないが、有名なフランスの老舗リキュールメーカーのつくる、

キャラメルリキュールを使用しているとかなんとか。

パッケージにもそれが明記されていた。

美味しいけれど、アルコールはバッカスよりも感じられない。

キャラメルも、滑らかで美味しいんだけど、

もっとこう、カラメルっぽく焦げ味の効いたものが好き。

ねっとりとした舌ざわりは良かった。

 

なんだかんだ言いつつ、どれもこれも複数回はリピートした。

そうして春が来て、新しいフレーバーが登場し、

これら冬季限定商品は廉売価格になって、売場から姿を消していった。

だが、未だにティーロワイヤルだけは山積みで残っている。

やっぱりこれ、微妙だったもんなあ。

 

4月から廉売されだした冬限定の洋酒入りチョコレート。

ティーロワイヤルだけは、未だに大量に残っている・・・。

 

その微妙だった、ティーロワイヤル。

パッケージに書かれていたのを再現してみようと思った。

このチョコに出会うまで、ティーロワイヤルなるものを知らなかった。

ブランデーを染み込ませた角砂糖を、

炎を灯して溶かし、それを紅茶に溶き入れて、

ブランデーの香りの付いた紅茶を楽しむものらしい。

 

ふむふむ。

紅茶好きなんで、是非やってみよう!

紅茶は常備していてたっぷりある。

必要なのは、角砂糖とブランデー。

・・・と、たぶん生まれて初めて角砂糖を購入。

ふだんコーヒーにも紅茶にも砂糖を使わないし、

購入するのはスティックシュガーやガムシロップばかり。

 

それと、ブランデーも購入。

ちゃんとしたボトルに入った、かっこいいやつを買おうと思ったが、

スーパーなんかだと、そういうのは あまり置いてなく、

リカーショップで見つけても、なかなかのお値段だったので、

お菓子作り用の、よく見るやつを購入。

ブランデーじゃけ、いいっしょ。

 

購入した角砂糖とブランデー

 

問題はスプーン。

ティーカップの上に乗せ、角砂糖を乗せ、

ブランデーを染み込ませ、さらに火を点けなきゃならない。

ふつうの小さなティースプーンじゃ、これが難しい。

だからといって、大きなカレースプーンじゃ、カップの上に乗せられない。

ティーロワイヤル専用のスプーンもあるようだけど、

そんなもの、食器専門店ですら置いてあるか怪しい。

通販で買うほどでもない。

 

家の食器棚の引き出しをがさごそやって、適当なスプーンを探す。

あった!

これがちょうどいい!

甥っ子たちが幼い頃に使っていた、幼児用のキャラクタースプーン。

すくうところが大きくて、平べったくて、サイズばっちり!

見た目はアレだけど、インスタとかそういうのじゃないから気にしない。

 

発見した幼児用のスプーン

 

持ちて部分のイラストがはげてしまっている。

バグズライフだ!

 

まずは紅茶を淹れる。

ベルガモットの香りのきいたアールグレイ。

ティーロワイヤルには、アールグレイが最適とのこと。

ちょうどアールグレイがうちにあった。

カップに紅茶を注ぎ、その上にスプーンをセット。

さすが幼児用のスプーン、安定感がハンパない。

 

角砂糖を乗せてブランデーをかける。

 

スプーンの上に角砂糖を乗せ、ブランデーをかける。

角砂糖に染みて、色が白から褐色になってゆく。

スプーンからこぼれない程度に、ブランデーをかけると、いよいよ点火。

 

ちゃんと燃えてる?

表面が泡立ち、だんだんと形が崩れる角砂糖をみる限り、

ちゃんと炎が付いているんだろが、それが見えない。

照明を落としてみる。

 

明るいと炎が見えないが・・・

 

照明を落とすと、真っ青な炎が!

 

真っ青な炎が揺らめいている。

これはなんて幻想的な光景。

どんどん溶けゆく角砂糖。

いよいよ原型がなくなり、スプーンの上は液体だけになる。

青い炎も消えてしまった。

 

スプーンの上の砂糖が溶けていくと、だんだんと炎も小さくなっていった。

 

スプーンのうえに残った液体をカップに入れて、そのまま かき混ぜる。

そして飲む。

美味しい。

 

・・・が、ブランデーは?

炎でアルコールが飛んでいるので、香りでしか残らないブランデー。

お菓子作り用の安っぽいブランデーだったからか、

自分の鼻がバカだからなのか、ブランデーらしさが感じられない。

とはいえ、ふつうの紅茶に砂糖を入れただけのそれとは違った。

ちゃんとブランデーは生きているのだろう。

 

 

火を点けてアルコールを飛ばさず、

ブランデーをそのまま投入した方が美味しいのではなかろうか?

そんなふうに思ったけれど、そうなると角砂糖である必要性がないし、

ティーロワイヤルってのは、料理のフランベみたく、

観て楽しむ要素もあるのかもしれないな。

 

さて、春に登場した洋酒入りチョコレートも、既に食べている。

こっちもそのうち記事にしたい。

 

ドラクエⅩ スイゼン湿原にあるスイの塔。

その最上階にある天ツ風の間。

怪獣プスゴンが占拠していたその部屋に、エレガントなティーセットがある。

プスゴンとのバトル前に、プスゴン自身がいそいそと動かしていた家具のうちひとつ。

ずっと独りでいたはずなのに、なぜかカップがふたつ。

乙女なプスゴンのことだから、空想のお茶相手が居たのかも・・・?

 



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